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ダーウィニズムを超えて 102

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「ダーウィニズムを超えて」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 生物学にとどまらず、社会問題、政治問題などさまざまな分野に大きな影響を与えてきた進化論。現代の自然科学も、神の創造や目的論を排除することによって混迷を深めています。
 そんな科学時代に新しい神観を提示し、科学の統一を目指します。

統一思想研究院 小山田秀生・監修/大谷明史・著

(光言社・刊『ダーウィニズムを超えて科学の統一をめざして』〈2018520日初版発行〉より)

第八章 宇宙の統一原理に向けて

(四)宇宙は永遠か

3)永久インフレーション、マルチバース
 永久にインフレーションを続ける宇宙について、アレックス・ビレンケンは次のように言う。

 その宇宙は、離ればなれになった「島宇宙」からなっています。島宇宙ではインフレーションはすでに終わりましたが、それらの島宇宙は偽の真空のインフレーション状態の海の中に浸っているのです。これらのインフレーション後の島宇宙の境界は急速に膨張していますが、島宇宙同士の間隔はさらにいっそう急速に広がっています。このため、さらに多くの島宇宙が形成される余地がつねにあり、島宇宙の数は際限なく増大してゆきます。……永久にインフレーションを続ける時空は、きわめて小さな閉じた宇宙として始まりました。それは量子力学的に、無からトンネル効果で出現し、永久に終わらない猛烈なインフレーションをただちに始めました。したがって宇宙は永遠です。しかし始まりが確かにあったのです(*52)。(太字は引用者)


*52 アレックス・ビレンケン、村田陽子訳『多世界宇宙の探検』日経BP社、2007年、347

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 次回は、「統一思想の見解——呼吸する宇宙——」をお届けします。


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