2025.02.21 17:00
心情開拓
心霊を育てる生活原則(196)
原理を生活化するために、李耀翰(イ・ヨハン)先生(1916~2019)が信仰のイロハを日本人の心情を分析しながら説かれた講話集、「心情開拓~心霊を育てる生活原則」を毎週金曜日配信(予定)でお届けします。
家庭連合の教会員の皆さまはもちろん、世代を超えて多くのかたに読んでいただきたい書籍です。
李耀翰・著
20 神のみ旨を推し量ろう
お父様の行かれた道
信仰生活とは、計算するものではありません。第一に、このことを心に深く刻んでおきましょう。義のある人として扱われるには、まず疑わないことです。疑う心をもつと、義のある信仰生活ができません。「あの人はあんなに愛されるのに、なぜ私はこんなに軽んじられるのか」と比較してはいけません。
これがアダムの家庭において見つかった秘密なのです。世の中の人はこのことを知りません。思想界においても、神学界においても、これを知らないのです。ですから、不平や不満が起こるのです。そしてそれらが原因となって、不和やデモが生じるのです。
神様がアベルをより愛されるようになった秘密を、お父様が発見されました。皆さんはこのことをよく知らなければ、義のある人にはなれません。お父様が平壌に行かれた時のことです。その前には「栄光の路程である」と天から啓示を受けられたのです。平壌にお父様に仕える霊能者たちが待っている、ということで行かれたのです。
しかし、それは裏切られました。栄光ではなく、監獄に入らなければならなくなったのです。しかし、お父様は苦痛を栄光として、喜んで受け入れて監獄に入られました。それを一生涯の価値を立てることのできる期間として考えられ、監獄の中ですべてを投入されたのです。
義のある人として扱われる機会が、いつも与えられているのではありません。普通の生活をする時は、平凡に見えても、一度忘れられない義の道理を立てることができるのです。ヤコブはベテルで、イエス様は十字架上で、お父様は興南(フンナム)収容所で、苦痛の立場から勝利されました。そうした時、天はびっくりするのです。
大きくなれる人は、苦痛の環境を克服できるのです。大きな木になり、材木となれる人は、差別されても天のみ旨を良く推し量ることができるのです。差別されても、黙々と我慢していけば、天は必ず認めてくださるのです。カインは、越えるべき蕩減(とうげん)法を正しく知らなかったのです。今後、私たちはカインの前轍を踏むことなく、苦痛の中でも天のみ旨を推し量る人にならなければなりません。
(『統一世界』1990年8月号より翻訳転載)
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次回は、「神を喜ばせる生活」をお届けします。