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【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』107号(2022年冬季号
「本性美」入門講座 8(最終回)
二世・三世に贈る言葉

ビューティー・アドバイザー 松橋陽子


 最終回の今回は、これまで掲載された内容の全体像についてまとめていただきました。連載の背景にある、二世・三世への松橋先生の思いをお伝えします。

 私たちは皆、天の父母様(神様)により創造された個性真理体です。誰でも唯一無二の個性を持っています。その人だけにしかない内面の個性としての美しさのことを「本性美」だと考えて、それを引き出し、磨くことの重要性を知っていただきたいと思い、本誌の講座を始めました。

 本性美についての理解を深めるうえで参考にしてほしいものとして、日本の「枯山水の庭園」があります。以前に京都で枯山水のお庭を拝見したとき、余計なものが全て削ぎ落とされていることが感じられました。簡素な中にも、何とも言えない美があるのです。この「簡素な美」は、とても大切なものだと思います。

▲枯山水の庭園

 第5回「心を磨く美しい所作」(本誌104号)で取り上げた茶道においても、実はこのことが言えるのです。丁寧な所作には心が込もり、余計な動きが省かれていきます。日本の「和」の文化の中には、「簡素な美」が割と多いようです。

▲茶道の丁寧な所作

 ほかには、「間(ま)」について大切にする傾向があります。例えば、日本の家屋では、畳の部屋と庭との間に渡り廊下や縁側があります。直接部屋から庭に続くのではなく、間があるのです。話をするにしても、食事をするにしても、間が大切なのです。

▲日本家屋の縁側

 その間の中で万物と会話し、茶道であれば、どんな道具を使っているか、茶碗(ちゃわん)の産地はどこなのか、などに思いを馳(は)せるのです。茶碗にしても、茶筅(ちゃせん)にしても、製作には大変な時と労力がかかっているわけです。その間と、ゆとりを味わうことが、内面の美にもつながっていくのではないかなと、私は解釈しています。

▲左から茶道の抹茶碗、なつめ(抹茶入れ)、茶筅

 第6回「脳の働きを高める『音読』」(本誌105号)で取り上げたように、本性美を引き出すためには、語る言葉を整えることも大切です。丁寧な対応、語る言葉の美しさ。これらは内面から出たものでないと、相手に響きません。ですから、真理のみ言に出合った二世・三世の皆さんには、「あの人の話だったら聞いてみようかな」と思ってもらえるように、心と体の両方を整えてほしいと思います。

【食事は万物との会話の時間】
 みそ汁を飲むとき、椀を右手で持ち上げ左の手のひらに載せます。そして空いた右手で箸を持ち上げ、箸の先を椀の下にある左手の薬指と小指の間に挟み入れ、右手で箸を正しく持ち替えるのが正式な場での作法とされています。これをすることにより、心が整えられるとともに、椀の中の万物に向き合う余裕が生まれます。汁の味かげんはどうなのか、具には何が使われているのかなど、万物と話をする時間でもあります。
 焼き魚を食べるときには、身から骨を外す手間がかかります。

 そのとき、「あなたは私に出会うようになっていたんですね」と、話しかけながら骨を外すのです。そして、「おなかから、味わわせてください。骨はここに置きますね」などと語りかけながら頂きましょう。

 慌てて口に運ぶのではなく、万物と向き合い、会話をするのです。宇宙の一つ一つの万物に「私の口の中に入りたいんですね」などと問いかけて頂きます。「間」が大切なのです。

真の父母様のみ言
 神様を愛する前に、足元から、小さなところから愛さなければなりません。食べ物を愛さなければなりません。物質を愛し、万物を愛し、皆さんの体を愛さなければなりません。愛した物を食べて育った体も愛さなければならないのです。万物を愛することによって、万物の要素を吸収し、私の体を愛するようになるのです

(光言社刊『天運を呼ぶ生活』8081ページ)

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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