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世界はどこに向かうのか
~情報分析者の視点~

ゼレンスキー大統領、ロシア派遣の北朝鮮兵士の捕虜を公表

渡邊 芳雄(国際平和研究所所長)

 今回は、1月6日から12日までを振り返ります。

 この間、以下のような出来事がありました。

 台湾の海底ケーブル損傷、中国人乗船の貨物船関与か(1月6日)。トランプ氏勝利を最終確定、米議会(6日)。北朝鮮、新型極超音速ミサイルを発射(6日)。フランスの極右政党、国民戦線(現国民連合)を結成した政治家J・M・ルペン氏が死去 96歳(7日)。海底ケーブル損傷、中台が激しく応酬とメディア報道(9日)。ウクライナ、北朝鮮兵2人を捕虜として拘束、大統領公表(11日)。韓国の大統領警護庁、捜査本部との「対決」崩さず(12日)、などです。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は1月11日、同国軍が一部を支配下に置くロシア西部クルスク州で北朝鮮兵2人を捕虜にしたことをXで明らかにしました。
 そして、「ロシア軍や北朝鮮の軍人は通常、ウクライナとの戦争への北朝鮮の関与の証拠を消すために負傷者を処刑している」と述べました。

 ウクライナ当局が北朝鮮兵士を捕虜にしたことを公表するのは初めてです。
 捕虜となった2人は負傷しており、首都キーウに移送されて治安当局の職員と接触し、事情聴取を受けています。さらに新たな情報が公表されることと思います。

 ウクライナ側の発表では、クルスク州には1万1千人を超える北朝鮮兵が戦闘のために派遣されており、死傷者は3000人を超えると説明。ゼレンスキー大統領は今月9日、訪問先のドイツ西部で、死傷者は4000人に上ると述べていました。

 韓国の国家情報院(国情院)は13日、国会での報告で、ロシア軍を支援するためロシア西部に派兵され、ウクライナ軍と交戦している北朝鮮兵の死者が300人余り、負傷者が2700人余りに上ったと報告しました。ウクライナ当局が示した数字とほぼ一致しています。

 捕虜になった2人は、それぞれ1999年と2005年生まれ、2005年生まれの兵士は2021年に北朝鮮軍に入り、捕虜になった時はロシア・トゥバ共和国の身分証明書を携帯していました。
 この北朝鮮兵2人は、朝鮮人民軍傘下の情報機関、偵察総局の所属であることが分かりました。

 証言によれば、「2024年に渡った。ロシア軍との1週間の合同訓練演習中だった」と語っています。
 ロシア当局から十分な説明がなされていない可能性があります。

 北朝鮮当局からロシア派遣での給与の説明は受けておらず、「英雄として優遇する」とだけ伝えられたといいます。
 北朝鮮兵士のロシア派遣は、見返りを前提としています。

 朝鮮中央通信は7日、北朝鮮は6日、新型極超音速中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと報じました。
 ミサイルは首都平壌郊外から発射され、弾頭は音速の12倍の速度に達し、変則軌道を飛行して最大高度99.8キロメートルまで上昇したといいます。飛行距離は約1500キロメートルでした。

 朝鮮中央通信によれば、ミサイルの胴体部分には新たな炭素繊維複合材料が使用され、飛行誘導制御システムに「新しい総合的かつ効果的な方式」が導入されたとしています。

 韓国の軍事専門家らは、ロシアからの技術協力があった可能性を指摘しています。
 これがロシアからの見返りなのです。北朝鮮・金正恩(キム・ジョンウン)氏は、十分な見返りを確認するまでは派兵を継続するのでしょうが、犠牲が大き過ぎます。



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