2025.01.07 17:00
世界はどこに向かうのか
~情報分析者の視点~
米大統領就任式前、同日の二つの「テロ」
渡邊 芳雄(国際平和研究所所長)
今回は、昨年12月30日から1月5日までを振り返ります。
この間、以下のような出来事がありました。
中国系ハッカー、米財務省に侵入判明(12月30日)。金正恩(キム・ジョンウン)氏が新年慶祝公演を観覧、娘も同席(31日)。中国主席、新年に向けた演説で台湾「統一」は阻止不可能と警告(31日)。米国で同日、2カ所で「テロ」事件発生(1日)。金正恩氏、日本の朝鮮学校生徒らと面会(2日)。米下院議長にジョンソン氏が再選、トランプ氏が自ら造反議員を説得(3日)。伊首相、トランプ氏と会談(4日)、などです。
1月1日、同日に2カ所で、自動車を使った「テロ」事件が発生しました。
米国は今、1月20日のトランプ氏の大統領就任を前にして、緊張が高まっています。
1月6日には、大統領選の結果を集計するための上下両院合同会議が開催されました。この会議で昨年11月の大統領選挙結果が確定します。
そして1月9日には、先月29日に死去したジミー・カーター元米大統領の国葬の儀が行われ、20日には第47代米大統領就任式と、大規模イベントが続きます。
昨年7月13日のペンシルベニア州バトラーでの「狙撃」事件の記憶が想起されます。一層厳重な警戒態勢が敷かれることになるでしょう。
1月1日午前8時40分ごろ、米西部ネバダ州ラスベガスの「トランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス」の前で、米テスラ社のピックアップトラック、新型EV「サイバートラック」が爆発しました。容疑者一人が死亡、付近にいた7人が負傷しました。
車内から米国陸軍のマシュー・リベルスバーガー隊員(37)の遺体が見つかりました。かつて米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」に所属し、アフガニスタンに2度派遣されたことがあるといいます。
そして同日の未明、南部ルイジアナ州ニューオーリンズで男が運転する車両が群衆に突っ込む事件が発生しました。
新年を祝うために集まっていた群衆が犠牲になりました。15人が死亡、数十人が負傷したのです。
車から「イスラム国(IS)」の旗が見つかっています。
さらに車内と現場近くの別の場所から、遠隔操作が可能な爆発装置が見つかっており、米連邦捜査局(FBI)は、「単独犯とは考えていない」との見方を示しています。
容疑者は事件前、IS支持を表明する複数の動画をSNSに投稿していたことが確認されています。
容疑者は南部テキサス州出身の米国人。退役軍人でシャムスディン・ジャバール容疑者(42)と特定されました。
学生時代は成績優秀な人物でした。その後、陸軍でアフガニスタンに派遣されこともあり、退役後は不動産業界で働いていたとのことです。
容疑者は、キリスト教徒として育ったのですが、後にイスラム教に改宗しています。約1年前からテキサス州のイスラム教徒の多い地区に住んでいたといいます。
二つの事件の関連について疑念が深まっています。
ラスベガスの警察当局によると、ニューオーリンズで使用された車両とラスベガスの事件で使われたサイバートラックは、いずれもカーシェアリングサービス「トゥーロ」を通じてレンタルされたものであるというのです。
警察当局は、「単なる類似性にしては非常に奇妙な一致といえる」と指摘しています。
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