2025.01.05 17:00
祝福結婚への準備 7
動画「二世のための祝福結婚講座」をもとに、祝福に向かう具体的な準備やプロセスについて、毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
父母マッチングに取り組む二世やその父母の皆さまにぜひ読んでいただきたい内容です。
※本文中の内容は2020年時点のものです。最新の情報に関しましては、最寄りの教会までお問い合わせください。
(2)祝福準備
⑥祝福に向けた自分磨きをしよう
動機を確認し、期日を設定したら、次は「自分磨き」をしましょう。
祝福結婚に向けた自分磨きのために、いくつかのポイントを紹介します。
信仰を育む
まずは、信仰を育むということです。
「またそれか」と思うかもしれませんが、とても大切なことなので強調します。
祝福はただの結婚ではありません。神を中心として男女が出会い、神の愛の理想を二人の間で育んでいくものです。
信仰故に出会った二人が、神を中心としてお互いのために生きることで、愛が育まれていくのです。祝福とは、信仰で始まり愛を実らせるものです。
ここを勘違いしてはいけません。初めから愛があるのではないのです。初めから全てが通じ合う愛の関係を相手に求めてしまうと、うまくいかないことがあります。
「出会った時はよく分からなかったけれど、誰よりも私のことを知っている神様が私に合う理想の相対として、父母を通して与えてくださった人である」、このような確信の中で出会うことが大切なのです。
そういう意味でも、「信仰を育む」という自分磨きが祝福を受けるまでに必要なのです。そのためには、日々の信仰生活がさらに重要になります。
候補者になるための資格条件について以前お伝えしましたが、候補者になるだけでは駄目なのです。日々、信仰を基礎においた生活を送らなければならないのです。
信仰生活の基本は、み言の訓読、実践、そして祈りです。
毎日み言を訓読し、そこで得たみ言を生活の中で実践し、そしてそれを神に報告祈祷する。これを毎日繰り返すことで、自分の心がみ言に似てくるのです。
それはすなわち、私が神の似姿になる、真の父母様の似姿になるということでもあるのです。
このような信仰生活は誰にも気付かれません。誰からも褒められません。しかし誠実にみ言と向き合いながら信仰生活を送っている私を、神は見ているのです。
このように常に神と共にあることを実感し感謝することで、信仰が深まり、心が育っていくのです。
日々の信仰生活を大切にしましょう。独身時代の信仰生活が結婚後の夫婦の信仰生活になり、さらに夫婦の信仰生活が子女の信仰生活になるのです。
「今は曖昧だけど、祝福を受けてから本気で取り組もう」「家庭を持ってから本気で取り組もう」と考えていては、お互いの信仰を深め合うことは難しく、きっとうまくいかないでしょう。
今の生活の延長が祝福後の生活に直結すると思って、改善する点があれば今から取り組んで努力していただきたいと思います。
規則正しい生活を送る
信仰を深めることと同時に取り組むべきことは、規則正しい生活を送ることです。「何を今さら」と思うかもしれませんが、意外とできていない人が多いようです。
早寝、早起き、朝ご飯、そして適度な運動をしながら、健康な心身を保つことを心掛けましょう。特に、良くない生活習慣があれば早急に改善しましょう。
良くない生活習慣とは、例えば飲酒、喫煙、ギャンブルなどです。
二世の皆さんはもちろん、「こういうことはいけない」と自ら遠ざけている人が多いと思います。ただし、社会に出るとこの手の誘惑が多いことも事実です。
飲酒も喫煙も、その一回で血統を失ったり二世としての価値を失ったりするような決定的な罪ではありません。
しかし真の父母様はみ言で、酒、たばこ、麻薬を「サタンの三大誘惑の武器」として表現されており、これらを繰り返せば繰り返すほどに、神様に近づこうとする純粋な心が曇っていってしまうと言われています。
徐々に自分の良心がむしばまれていく、恐ろしいものなのです。
そういう意味でも、飲酒、喫煙は決して行わないようにしましょう。
また最近の傾向として、ゲームのやり過ぎによって生活に支障を来しているケースが増えているようです。
WHO(世界保健機関)は、ゲームには依存症があるとして警鐘を鳴らしています。
特に最近はスマートフォンで簡単にできますし、次から次にアップデートを繰り返しながらユーザーを飽きさせないような工夫がされています。企業努力としては素晴らしいのですが、ゲームに夢中になって日常生活に支障を来してしまったら元も子もありません。実際に、祝福後の相談に「相手がゲームばかりしている」という内容もあります。
ゲームをするなとは言いませんが、しっかりと主管し、決してゲームにのまれないようにしましょう。
具体的な準備
最後に、結婚生活に向けた具体的な準備も少しずつ行うようにしましょう。
具体的な準備とは、経済と生活能力、家事能力です。
祝福を受け、家庭を持つとなるとお金がかかります。その時に備えて自分の進路の見通しを立てましょう。
また、食事、掃除、洗濯といった基本的な家事能力も身に付けましょう。
かつては、経済は男性、家事は女性と性別で役割が定められることもありましたが、現代はそうではありません。夫婦で話し合いながら決めていくものです。
ただ、それでも依然として男性中心の社会であることが多いし、女性には出産という女性にしかできない役割があります。
そういう意味でも、経済に対しては男性が責任を強く持たなければいけないことは、最後に付け加えておきます。
日々の積み重ねが大事
今回は祝福に向けた自分磨きという内容でお伝えしました。
今の自分の信仰生活と生活リズムを見直してみましょう。
何時に起きて何時に寝ているのか、朝の訓読会、夜の祈祷会はしっかりと行っているのか。もし朝起きる時間が遅いのであれば、なぜ遅くなるのか、どうすれば早く起きることができるのか考えてみましょう。
また、訓読会や祈祷会がなかなかできていないのであれば、なぜなのか、どうしたらできるようになるのか、これも考えてみましょう。
訓読会に関しては、朝に時間がなければ夜でもいいでしょう。お昼の休憩の時でもいいかもしれません。朝にやることが一番いいですが、やらないよりはずっとましです。そういう意味では柔軟に考えてもいいと思います。
日々の積み重ねが自分磨きにつながっています。今の生活が、より幸せな祝福につながっているのです。
---
ただいまU-ONE TVでは、動画「二世のための祝福結婚講座」を再配信中!
12月からは、実際に父母マッチングに臨むための内容を映像でお届けします。
来年2025年4月の祝福に向けてラストスパートをかけるあなたのために!
そして改めて祝福結婚の意義と価値を噛み締めたいあなたのために!
ぜひ自宅や教会でご活用ください。
ご視聴はこちらから↓↓