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心情開拓
心霊を育てる生活原則(177)

 原理を生活化するために、李耀翰(イ・ヨハン)先生(1916~2019)が信仰のイロハを日本人の心情を分析しながら説かれた講話集、「心情開拓~心霊を育てる生活原則」を毎週金曜日配信(予定)でお届けします。
 家庭連合の教会員の皆さまはもちろん、世代を超えて多くのかたに読んでいただきたい書籍です。

李耀翰・著

(光言社・刊『心情開拓~心霊を育てる生活原則』〈200549日第3版発行〉より)

15 苦痛の中での信従

▲李耀翰先生

愛の土台は自分で築き上げる

 信仰の基台とは何かと申しますと、常にみ言(ことば)を抱いて、すべてのことが信仰による勝利となり得ることこそが、自分の信仰の基台なのです。ほかのだれかが加勢して勝利させるのではないのです。私たち食口(シック)の中で信仰の基台のない人は、環境の支配をよく受けますし、またよく変わります。このように土台がもろいということは、自分自身に原因があります。信仰の土台は自分自身が造成するものだからです。ほかのだれかがつくってやるということは不可能なのです。愛の土台は自分で築き上げなければならないのです。他人を恨み、つぶやいてはいけません。

 イエス様は、十字架の上で、神様の愛と人類の愛のすべてを一身に受けて基台を築きました。イエス様が、十字架の上でだれも恨むことなく、一言も不平も言わず、ただ父のみ旨に従い、人類の不信仰を一身に背負うことによって、永遠なる愛の基礎をこの地上に築いたのです。

 このような事実を具体的に知って、皆様も神様の愛の土台を造成しなければならないのです。私たちは苦痛を放置したり、また回避してもいけません。それは、苦痛そのものこそ、永遠なる愛の基礎を築く上に最も貴重なものだからです。

(月刊『ファミリー』198212月号掲載)

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 次回は、「自分のための仕事」をお届けします。


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