2024.10.09 17:00
天一国主人に育む「神様コーチング」39
チェインプロセス(夢の実現)【第5ステップ】
ナビゲーター:阿部 美樹
前回までチェインプロセスにおける第1~4ステップを説明しました。
続いて最後の第5ステップを紹介します。
【第5ステップ】
「振り返り、祈祷、アンカリング」
4歩目、もしくは3歩目のゴールに到達したら、ステップ0からゴールまでの振り返りをします。
次に、「ゴールの自分」から「ステップ0の自分」にメッセージを送り、反対に「ステップ0の自分」から「ゴールの自分」にメッセージを送ります。
未来の「できた(なれた)自分」の存在は、現在の「できていない(なれていない)自分」にとって、最も力強い伴走者・パートナーとなることでしょう。
その後、ゴールに内的にたどり着いたことに対して神様に感謝報告をささげてもらいます。
最後に、アンカリングと外的実践の第一歩を確認して終わります。
質問例:
「4歩目まで(もしくは3歩目まで)来ましたが、きょうはここまででよろしいでしょうか?」
「ステップ0からステップ4(またはステップ3)までの振り返りをすることが有効です。
1歩目がいつでどんな状態、2歩目がいつでどんな状態…と行うのですが、この場で行いますか? その必要はありませんか?」
「声に出して行ってもよいし、心の中で行ってもよいです。どちらにしますか?」
「今、必要はないです」と返答した人には、「繰り返し振り返ることは有効なので、後日行ってください」と伝えます。
「それでは、このセッション全体を通して感じたことを教えてください」
振り返りとして、「セッションの流れ」を思い出すことと、「感想・気付き」を表現します。
「内的には夢の実現を成し遂げた立場で、神様に感謝のお祈りをお願いします」
正式なお祈りではなく、簡単な報告でも構いません。この時に祈りは、0歩目での立場ではなく4歩目(もしくは3歩目)の立場で祈ってもらいます。
「それでは、180度回転してください。4歩目(もしくは3歩目)から0歩目の自分を見るとどのように見えますか?」(コーチも同じく回転します)
「その0歩目の自分にメッセージを送ってください」
「それでは、0歩目の自分の椅子に戻ってください」
「0歩目の自分から4歩目(もしくは3歩目)の自分を見るとどのように見えますか?」
「4歩目の自分に何かメッセージを送ってください」
アンカリングのために、イメージが鮮明に残った場面を聴きます。
「このセッションで一番印象に残った場面はどこでしたか?」
「その印象に残った場面やセッションの流れを心に定着させることをアンカリングといいます。毎日思い起こすなどの方法がありますが、やってみたいと思いますか?」
「思い起こす時間を決めたり、場所を決めたり、動作を入れたりするなどありますが、どうしますか?」(アンカリング)
アンカリングを決めた後、夢の実現のためにどのような行動を行うかを聞いて終わります。
複数回のコーチングを受けて、複数のアンカリングをすることに負担を感じる人がいます。
その時は、アンカリングを一つにまとめることも可能です。
「最後に、夢を実現させるための行動の第一歩として、何から行動しますか?」(実践)
以上がチェインプロセスの概要です。
心情コーチングとして心の整理するための「陽陰の統合」、人間関係を改善する「ポジションチェンジ」、夢実現の「チェインプロセス」の三つのスキルを活用して三大祝福の実現のサポートをすることができます。
【関連情報】