2023.09.28 05:00
スマホで立ち読み Vol.28
『拉致監禁』4
世界平和統一家庭連合 総務局/編
スマホで立ち読み第28弾、『拉致監禁』を毎日朝5時にお届けします。
本書は現在の報道の背景を理解するとともに、拉致監禁の再発を防ぐために作成された一冊です。ぜひお読みください。
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第一章 家庭連合に反対する人々
家庭連合に反対する人々に関するQ&A
Q1
家庭連合(旧統一教会)信者に対する脱会説得をしているのは、キリスト教の牧師ですが、長年にわたって、どうしてここまで激しく反対するのでしょうか?
A
家庭連合の教え、および存在自体が、キリスト教の存亡に関わる問題であると感じているからです。
“社会正義”のためにやっているかのように吹聴(ふいちょう)する反対牧師もいますが、彼らが反対活動をする動機の核心部分には、自分の信じるキリスト教の教理を守ろうとする“信仰”を懸けた闘いがあるのです。
家庭連合の教えは、神様の創造理想である「真の家庭」を築くところに救いの基準を置いています。理想家庭を築くことは万人共通の願いであるため、家庭連合は超宗教の視点に立つことができ、神道、仏教、儒教、イスラームなどの他宗教とも和合していくことが可能です。
ところが、キリスト教は“十字架”を信じるところに唯一の信仰基準を置くため、“教条主義”に陥った場合には、十字架を信じない他宗教と和合していくことが困難になる傾向性があります。
2000年のキリスト教史を研究すれば分かるように、キリスト教は「十字架信仰」に敵対すると感じた宗教に対して、激しく攻撃してきました。十字軍戦争がその顕著な例です。
キリスト教の教えは、イエスは十字架で死ぬために来られたと信じます。ところが、家庭連合では、十字架は二次的な予定であり、神様の本来の願いではなかったとします。もし家庭連合の教えが正しいとすれば、2000年の伝統を持つキリスト教は、その教えの核心部分となる十字架の教理を変更しなければならなくなるのです。それは、キリスト教にとって絶対容認できないことであり、存亡を懸けた闘いともなり得るものです。
家庭連合の教えを日本に伝えるため、宣教師が遣わされたのは1958年7月15日のことでした。翌年10月2日、最初の礼拝が東京都新宿区で行われ、その後、わずかの期間で伝道が爆発的に進み、64年7月15日には、家庭連合が宗教法人の認証を受けて、日本社会に対し影響力を持つようになっていきました。
家庭連合の教えが社会に浸透することは、キリスト教にとって絶対容認できないことです。そのまま放置すれば、やがてキリスト教にとって脅威となる可能性があるという思いを、反対牧師らは募らせていったのです。
実は、故・森山諭(さとし)牧師(日本イエス・キリスト教団)による最初の監禁事件が起こったのは66年早春のことでした。穏便な話し合いで脱会させることが難しいため、強硬手段に出たのです。それは家庭連合の宗教法人の認証から、わずか1年半後のことです。反対牧師が取り組む動機には、キリスト教の信仰が深く関わっているのです。
56年間で4300件を超える脱会説得事件が発生したことは極めて異常な事態です。それは、反対牧師に「家庭連合はキリスト教ではない」という正統異端論争と通じる宗教的動機が働いているためです。そのような動機がある限り、脱会説得事件は簡単には終息しません。
森山諭牧師は、その動機について「彼らがキリスト教を名乗らなければ、問題にする必要もありません。しかし、彼らがキリスト教を名乗り……聖書をでたらめに解釈して人々を惑わすので、放っておけないのです」と述べています。
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次回は、「反対派が連携する理由とは?」をお届けします。
★「我々の視点」拉致監禁②
★「拉致監禁」問題を考える特別シンポジウム(2023年9月10日)ダイジェスト映像