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スマホで立ち読み Vol.22
『日はまた昇る 蘇る日本』17

統一思想研究院・編著

(光言社・『日はまた昇る 蘇る日本』〈2012101日初版発行〉より)

 スマホで立ち読み第22弾、『日はまた昇る 蘇る日本』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 1960年代から80年代にかけて日本と世界の共産化の危機を救ったのは、文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁の勝共運動だった! 本書では文総裁の歩みを紹介し、共産主義の理論の批判と代案を提示するとともに統一思想の観点から見た日本再生のビジョンを提唱します。

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Ⅰ 共産主義の終焉と天一国時代の到来

16)メシヤ宣言

 1992824日、文先生は世界の政治家、教授、言論人、宗教者などのVIPを前にして、「私と私の妻、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁は人類の真の父母であり、救世主、再臨主、メシヤであります」とメシヤ宣言をされました。統一教会のメンバーはそれ以前から文先生をメシヤとして受け入れていましたが、一般には、文先生はレバレンド・ムーン(文牧師)と呼ばれていました。しかし、1992年、文先生は再臨主として公的に出発されたのです。

 私は、今年7月初め、韓国の5大都市で開催された世界平和女性連合指導者大会において、私と私の妻、韓鶴子総裁は人類の真の父母であり、救世主、再臨主、メシヤであることを宣言いたしました。では、なぜ私が韓国の女性指導者たちを前にして、このような畏くも驚くべき発表をするようになったのでしょうか? それは、人類の歴史を罪悪に染めたサタン・悪魔によって、人類の母となるべき女性であるエバが堕落したために、神様はサタン屈服させる第二の完成したアダムとしてメシヤを送られ、全女性を代表する完成したエバを探される摂理があるからです。また女性たちは、家庭を守る愛と平和と奉仕の中心であります。世界平和もその出発の起源は、健全な家庭でなければなりません。メシヤの存在を宣布した私の最も中心となる教えは、神を中心とした家庭倫理の確立と二世の教育問題にあります。家庭は汚れきったこの世界を浄化する聖所なのです。したがって、私はメシヤとして、私の妻であり、完成したエバの立場にある韓鶴子総裁を中心とした女性指導者たちに、このような宣言をしなければならなかったのです。(文鮮明 1992.8.24, ソウル)(『ファミリー』1992.12,39)

 199311日、成約元年が宣布されました。イエス様以後の新約時代が終わり、再臨主を中心とした成約時代となったのです。195451日、統一教会が創立されて40年後の199451日、統一教会の使命が終わったと語られ、199751日、韓国において、正式に統一教会から世界平和統一家庭連合に移行しました。同時に、やがて宗教の使命が終わることも語られました。

 世界基督教統一神霊協会の使命が終わることによって、宗教の使命は終わり、救いを必要としない、人類史上初めて宗教を必要としない新時代に入るのです。家庭連合は家庭を理想家庭にすることによって、神様の創造理想を復帰完成して天的理想世界を立てるものです。(文鮮明『成約人への道』307)

 2000818日、ニューヨークの国連本部第二会議場で開催された世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)主催のアセンブリ2000の開会総会の祝賀晩餐会の席上で、文先生は「国境線撤廃と世界平和」と題して、講演され、国境線撤廃を宣言されました。

 ところで、私たちが記憶すべきことは、国境線の主人がだれであるかというと、それが神様ではないという事実です。国境をつくり始めた主人はサタンなのです。国境のある所には、必ずサタンが潜んでいるということを知らなければなりません。悪魔と悪魔の実体が潜んでいるというのです。東洋と西洋についても、文明圏を中心として、互いに大きな国境線ができていますが、そこにだれが潜んでいるのかというと、悪魔が潜んでいるというのです。

 文化の背景、伝統の背景、人種の差別、このようなあらゆる種類の差別をつくって国境線をつくったのは、神様ではありません。神様が願われるのは、統一の世界です。すなわち、一つの世界なのです。その世界は、国境のない世界です。(文鮮明 2000.8.18, ニューヨーク)(『ファミリー』2000.10,32〜33)

 サタンが国境をたくさんつくる大王であるならば、神様は国境をなくすための大王です。すなわち、神様は国境を最も嫌われる大王陛下であられるということです。(文鮮明 2000.8.18, ニューヨーク) (『ファミリー』2000.10,34)

 国境撤廃にも国連の国境撤廃、宗教の国境撤廃、民族の国境撤廃、地獄と天国の国境撤廃があります。また、撤廃するにおいては、偽りの父母がそれをつくったので、真の父母以外にはそれを成す人はいない、というのが事実です。神様もできず、サタンもできません。

 サタンと神様が闘う戦争をだれが止めることができるのでしょうか? それは、偽りの父母がそのようにさせたので、ひとえに人類の真の父母として来られたかただけが、このことを成すことができるのです。(文鮮明 2000.8.18, ニューヨーク) (『ファミリー』2000.10,40)

 さらに文先生は、2000123日、地獄撤廃と楽園撤廃という、途方もない宣言をなされました。今日まで、悪を成敗して、地獄へ行けと叫んだ人は数多くいましたが、地獄よ無くなれ、と叫んだ人は誰もいません。そして楽園もなくなり、みな天国になれという、驚くべき宣言でありました。

 2000年12月3日、先生が原理原則を中心として、地獄撤廃と楽園撤廃という、とてつもない宣言をしたのです。……教派はありません。仏教、儒教、イスラム教、キリスト教、すべて解体です。霊界は解体されました。……地獄にいる人たちも、天国に行くことができる門が開かれました。(文鮮明 2001.1.1, 韓国・清平)(『ファミリー』2001.2,69)

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 次回は、「王権樹立と天一国時代の到来」をお届けします。お楽しみに!



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