2023.01.13 12:00
スマホで立ち読み Vol.20
『要約 統一思想・勝共理論』12
統一思想研究院・編著
スマホで立ち読み第20弾、『要約 統一思想・勝共理論』を毎週金曜日(予定)にお届けします。
膨大な内容で構成されている統一思想と勝共理論を、分かりやすく要約しました。統一思想で神について学び、勝共理論で神の存在を否定する共産思想の間違いについて学びます。
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第一部 統一思想
第一章 原相論
二 原相の構造
(二)四位基台の基本種類
(2)内的四位基台と外的四位基台
次に、四位基台の基本的類型として内的四位基台と外的四位基台がある。神の性相は、その内部において機能的部分である内的性相と対象的部分である内的形状が関係を結んでおり、外的にはその性相が形状と関係を結んでいる。すなわち性相の内外で四位基台を形成しているのである。内的であろうと外的であろうと、内的性相と内的形状が、あるいは性相と形状が共通要素を中心として相対的関係を結べば必ず授受作用が起きる。前者を内的授受作用といい、後者を外的授受作用という。そして位置から見るとき、内的授受作用は内的四位基台を意味し、外的授受作用は外的四位基台を意味する(図2)。
このような内外の原相構造に似て、万物においても、例外なく創造目的を中心に内外に四位基台を形成している。原相内の内的四位基台と外的四位基台が被造万物の存在方式の基準となっているのである。原相の内的および外的四位基台を「原相の二段構造」といい(図3)、これに似た被造物の内的および外的四位基台を「存在の二段構造」という(図4)。
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次回は、「四位基台の種類」をお届けします。お楽しみに!