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スマホで立ち読み Vol.20
『要約 統一思想・勝共理論』11

統一思想研究院・編著

(光言社・『要約 統一思想・勝共理論』より)

 スマホで立ち読み第20弾、『要約 統一思想・勝共理論』を毎週金曜日(予定)にお届けします。
 膨大な内容で構成されている統一思想と勝共理論を、分かりやすく要約しました。統一思想で神について学び、勝共理論で神の存在を否定する共産思想の間違いについて学びます。

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第一部 統一思想
第一章 原相論

二 原相の構造
(二)四位基台の基本種類

(1)自同的四位基台と発展的四位基台
 まず四位基台の基本種類には自同的四位基台と発展的四位基台がある。すでに指摘したように、性相と形状の授受作用は、その中心によって二種類の結果を生じる。すなわち心情が中心のとき、合性体を現し、(創造)目的が中心のとき、新生体を生じる。これは授受作用に二種類あることを意味する。つまり、心情が中心で結果が合性体である場合の授受作用と、目的が中心で結果が新生体である場合の授受作用である。

 合性体を成す場合、性相も形状も授受作用の前後で同じである。ただ性相と形状が結合して一つに統一されているだけである。ところが新生体を成す場合、授受作用をしたのちに現れた結果は別個の存在となる。すなわち、授受作用の結果、新しい新生体(万物)がつくられるのである。ここで合性体を成す場合の授受作用を自己同一的授受作用、または簡単に自同的授受作用といい、新生体を生じる場合を発展的授受作用という。したがって位置的に見るとき、自同的授受作用は自同的四位基台であり、発展的授受作用は発展的四位基台である(図1)。


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 次回は、「内的四位基台と外的四位基台」をお届けします。お楽しみに!



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