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スマホで立ち読み Vol.20
『要約 統一思想・勝共理論』7

統一思想研究院・編著

(光言社・『要約 統一思想・勝共理論』より)

 スマホで立ち読み第20弾、『要約 統一思想・勝共理論』を毎週金曜日(予定)にお届けします。
 膨大な内容で構成されている統一思想と勝共理論を、分かりやすく要約しました。統一思想で神について学び、勝共理論で神の存在を否定する共産思想の間違いについて学びます。

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第一部 統一思想
第一章 原相論

一 原相の内容
二)神性

(2)ロゴス
 ロゴスとは、「統一原理」によれば「み言(ことば)」または「理法」を意味する。「統一思想」から見れば、ロゴスを「み言」というとき、それは神の思考、構想、設計図、計画を意味し、またロゴスを理法というとき、それは理性と法則のことをいう。神のロゴスが構想で設計図である以上、それは結果物であり、新生体であり、一種の被造物なのである。すなわちロゴスとは、神の二性性相に似た新生体として、性相内部の「内的性相と内的形状の合性体」であると理解することができる。このとき内的性相と内的形状の主体と対象の関係は各々理性と法則の関係に相当する。このように一定の目的を中心として理性と法則が統一されている状態がまさに「ロゴスの二性性相」である。

 このように「理性と法則の統一」としてのロゴスを通じて万物が創造されたために、被造物にはすべて理性的要素と法則的要素が統一的に内包されている。万物が存在し、運動する際に、必ずこの両者が統一的に作用する。ただ、低次元の万物であるほど、法則的な要素がより多く作用し、高次元の万物であるほど、理性的な要素がより多く作用する。そのように万物の存在と運動は、自由性(理性)と必然性(法則)の統一であり、目的性と機械性の統一である。すなわち必然性の中に自由性があり、機械性の中に目的性がある。よく法則は自由を拘束するもののように考えられているが、これは法則と自由の原理的な意味を知らないところからくる錯覚(さっかく)なのである。

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 次回は、「神性(3)創造性」をお届けします。お楽しみに!



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