FSコーチング講座 83
孤独感から一体感へ

ファミリーサポートコーチング講座

　「ファミリーサポート（FS）コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
　毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第83回 孤独感から一体感へ

ナビゲーター：西森 響
監修：阿部 美樹（伝道教育局）

　今回は、牧会者コーチング講座に参加した50代男性の感想をお届けします。

はじめに
　「コーチング」の名前は聞いたことがありましたが、体験したことはありませんでした。興味もあったので、早速学び始めることにしました。
　ちょうどその頃、人事異動で人生初の単身赴任生活も始まりました。

潜在意識でつながっている
　同じ教会長や教区長と共にコーチングセッションを初めて体験した時の感動は今も忘れません。
　教会活動に責任を持っている立場で参加し、コーチングセッションで成長したいという真剣な姿に心が震えました。

　具体的には、なりたい自分に向かってチェインプロセスを用いながら期間設定をし、一歩一歩とゴールの3歩目を目指してセッションが続きます。

　途中一歩が進まない葛藤が、オンラインでのセミナーの画面越しに伝わってきます。そのうち自分も心の中で一緒にクライアントになってセッションを受けていました。

　そして3歩目、クライアントの喜びと感動の表情が伝わってきました。同時に、一緒に喜んでいる自分がいました。

　さらにもう一歩（4歩目）進むならば、ゴールの3歩目が過去のこととして感じるようになります。私自身も共に解放感に包まれました。

　このようにして、私たちは間違いなく潜在意識の中でつながっていることを理屈抜きで実感しました。
　セッションを通して、皆さんが同じ心情を通過しておられることを肌感覚のレベルで感じました。

　独り善がりで孤独感を感じていた自分が恥ずかしくもあり、一人で歩んでいるようでありながら一人ではなかったんだという強い連帯感も感じました。

確かに感じている
　早速、次回の講座では、クライアント体験を申し込みました。

　体験して感じることは、イメージなのですがVAK（五感）で確かに感じているということです。
　香りがしたり、風を感じたり、肌で温かみを感じたりします。情景が目の前に浮かびます。

　本当に不思議な体験でしたが、その体感を忘れないように毎日アンカリングをして、決まった時間にその時の体験を感じるように今も努めています。

生きて働く神様を感じる
　次に、コーチ体験をして感じることは、やはりつながっているということです。
　カウンセリングにおいては、間違いなくカウンセラーの力量が結果に現れます。
　しかし、コーチングにおいては、クライアントの本心を信じ続ければ、諦めさえしなければ、クライアントが自ら気付き、悟り、ゴールへ到達するということです。

　コーチをしながら、クライアントがどんどん進んでいくので、コーチが置いていかれるような体験もしました。
　本当に不思議ですが、セッションに神様が生きて働かれている体験を何度もしています。

　今後はコーチ体験を数多く実践し、より多くのかたがたにFSコーチングを体験していただき、共に生きて働かれる天の父母様（神様）を感じ、一つとなって幸福の実現を目指していきたいと思っています。
　ありがとうございました。

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　次回は、FSコーチングのセッションを受けた60代男性の感想をお届けします。

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