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スマホで立ち読み Vol.15
『生きた神様が働くとき』8

神明忠昭・著

(光言社・刊『ドクター神明の信仰エッセー 生きた神様が働くとき』より)

 スマホで立ち読み第15弾、ドクター神明の信仰エッセー『生きた神様が働くとき』を毎週土曜日(予定)にお届けします。
 困難の中でも生きて働かれる神様の愛を発見する秘訣(ひけつ)を教えてくれる一冊です。

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第一章 愛して、仕えて、一体化

4 激しく泣いて、リーダーたちに不当を訴えた(2)

 リーダーたちは、目の前で考えられないことが起きていることにびっくり仰天し、会議は完全に中断しました。私の激しい泣き声だけが、とめどもなく波のように湧き起こり、45分の間続きました。

 それがやんだ後も会議は停止したまま、全くの沈黙状態が続きました。その沈黙を破ったのは、泣いた後に起こる私のしゃっくりの音でした。

 しばらくして、ついに議長が口を開き、静かな声で「今のドクター・シンミョウの言ったことは正しい」と宣言しました。

 その結果、その学生は退学処分とはならず、UTS(米国統一神学大学院)にとどまることができました。そして私に何でも相談してくるようになり、態度も変わってきました。

 これは私の力ではありません。神様の力だったと思います。神様が号泣されたのだと思います。私はただ、神様の心情の通過体であったにすぎません。

 その後、何かのイベントでイーストガーデンに行くことになりましたが、UTS総長の計らいで、私はメインテーブルの真のお父様の真ん前に座らされました。

 真のお父様が私の顔をじーっとご覧になって、「UTSで今、どうしているのか」と聞かれたので、「UTSの学生たちの面倒を見ながら神様の愛をすごく感じて、感謝しています」と、実感を込めてお答えしました。お父様はその話を満足そうなお顔で聞いていらっしゃいました。

 今頃になってなぜこのような証(あか)しを持ち出すのかというと、もう一度、教会のさまざまな問題を神様の愛の力でもって解決できたらなあ、と思うからです。何も私からというわけではなく、誰にでも神様の力が働けばいいなあ、と思うのです。

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 次回は、「イエス様も絶対にメシヤだ!」をお届けします。お楽しみに!



「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

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