シリーズ・「宗教」を読み解く 187
第116回「超宗教フォーラム」・聖火の郷巡礼①
祈りが成就し、諸宗教の代表者たちが聖火の郷に集う

ナビゲーター:石丸 志信

 9月25日、26日の両日、第116回「超宗教フォーラム」として世界平和統一家庭連合主催の孝情奉献聖火式に参加する「聖火の郷巡礼ツアー」を行い、北海道の聖火の郷を訪ねた。そこには日本の各地域から集ったキリスト教、仏教、イスラームの代表者が参加した。

▲慰霊塔広場の天華碑

 昨年10月(第143回参照)、IAPD-Japan(平和と開発のための宗教者協議会)のコーディネーターである私、石丸志信・世界平和宗教連合会長が聖火の郷巡礼と聖火式に参加した折、徳野英治・世界平和統一家庭連合会長(当時)が慰霊塔広場の天華碑の前で以下のように祈った。

 「今日、石丸志信・世界平和宗教連合会長も同席しておりますけれども、どうぞ新たな誓いの出発の瞬間として、この聖火の郷が、そして世界平和孝情慰霊塔広場が、超宗教的な活動を再開する超宗教活動のメッカとなれるように、この聖火の郷に多くの宗教者たちが来てくだり、そして宗教を超えて天の父母様の願いを、真の父母様の願いを実現する宗教家たちが次々と立ち上がっていくことができるように、そのような尊い尊い超宗教活動の再出発の場として、この場をあなたが記憶し祝福してくださいますよう、お願いいたします」

 この祈りを心にとめながら一年間を過ごし、今回の企画が実現することになった。
 25日に帯広に到着した宗教者は、夕食後のひととき、懇談会を持ち、聖火の郷の歴史を学び、翌日の聖火式における宗教者の祈りの準備をした。