2024.10.11 12:00
スマホで立ち読み Vol.33
『夫婦愛を育む魔法の法則』8
橘 幸世・著
スマホで立ち読み第33弾、『夫婦愛を育む魔法の法則』を毎週金曜日(予定)にお届けします。
誰にでも、どんな夫婦にも当てはまる、幸せな夫婦になるための原則が詰まっています!
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第2章 受け入れる
夫のどんな点を、なぜ変えたいのか?
ところで、皆さんはご主人のどんな点が変わってほしいと思っていますか? 癖・習慣、時間の使い方、夫・父親としての役割、人との接し方、性格、金銭感覚、将来への展望など、気になる点や不満に思うところを一つずつ書き出してみてください。そして、その一つ一つに対して、なぜ変わってほしいと思うのか自問してみてください。
それは皆さん自身のためでしょうか? 自分の考える理想的夫像に変えたいですか? あるいは、夫の欠点が癇(かん)に障るとか、あの欠点さえなかったら自分の人生もっと良いものになるのに、などと思いますか? 自分の幸せのためだとすれば、それは自分中心の発想ですから、やめましょう。
あるいは、ご主人のためでしょうか? あの欠点があるから彼は仕事や人間関係がうまくいかない、彼の幸せのために、と思って夫を変えようとしている場合もあるでしょう。時には、それが妻である自分の務め・使命だと思って……。
もし夫が自分自身の欠点に気づいておらず、そのために問題が起きているのであれば、それに気づかせるのは妻の務めです。愛情を持って上手に伝えましょう。(気づかせ方については後に書きます)ただし、妻の務めはここまで、です。ひとたび夫が自分の欠点に気づいたら、それを改めるか否かはあくまで夫自身の責任です。
たとえそのことのゆえに不都合が起きていたとしても、夫を変えようとしてはいけません。なぜでしょうか?
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次回は、「『変えたい』=『ダメ出し』」をお届けします。