2020.11.03 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 140
UPF創設15周年・UN「国際平和デー」を記念して①
諸宗教が互いに理解と協力を深めることで平和世界実現へ
ナビゲーター:石丸 志信
UPF(天宙平和連合)創設15周年(2005年9月12日創設)、国連「国際平和デー」(毎年9月21日)を記念して、第111回「超宗教フォーラム」(宗教者平和大使協議会・IAPD〈平和と開発のための宗教者協議会〉-Japan主催)が9月25日に開催された。
神道、仏教、キリスト教を代表する宗教者や各分野の平和大使ら、全国からのオンライン参加者も含め約40人が参加した。
開会に先立ち、私、IAPD-Japanコーディネーターの石丸志信(世界平和宗教連合会長)があいさつし、UPF-Japanの国連国際デー記念行事における宗教者平和大使の取り組みを振り返った。
例えば、2017年の記念行事では、第89回超宗教フォーラムを開き「宗教者の平和の祈り」をささげ、平和を祈願する千羽鶴を折った。これが東京のある地域の平和大使らの協力により、四千羽となり、同年のIAPD創設大会の折に参加した米国の宗教指導者に贈呈することができ、IAPDの出帆に花を添えることができたことなどを紹介した。
そこで、諸宗教の宗教者が互いに理解と協力関係を深めることで、地道に平和世界実現に向けた活動を進めてきたことを報告した。
こうした歴史を踏まえながら、イスラーム、仏教、神道、キリスト教の宗教者がそれぞれの伝統の祈りをリレー形式でささげ、UPF創設者の祈りで結び、開会の祈りとした。