自叙伝書写 感動体験集
第56回 素晴らしいママ友書写会

(神奈川県、女性 30代)

 私は子供も教会に連れて行って、み言(文鮮明先生夫妻の教え)を学んだり、自叙伝書写講演会にも参加していますが、大抵の小さなお子さんがいる家庭は、子供故になかなか教会に行けなくなり、み言を学ぶ機会も少なくなってきています。

 ある時、自叙伝書写講演会で、地域全体で行われている家庭書写会の様子をダイジェスト映像で観ました。その時、「そうか、教会に来られなくても、こちらから書写を持って行って、そのメンバーの家で家庭書写会をすればいいんだ」と思いました。
 また、その時の浅川勇男先生の講話の中に、「幸福になるためには、幸福になるための3段跳び、すなわち、『書写をして、み言を学んで、実践』する」とあり、これしかないと思いました。

 早速、教会に来にくい小さなお子さんのいる家庭を訪問し、家庭書写会をしました。
 子供たちはすぐに仲良しになり、子供たち同士で遊んでいる間、私たち親は、浅川先生の講話をビデオで学び、書写することができました。懇親会は、ひたすら子育ての話で盛り上がり、時間はアッという間に過ぎていきました。

 その後、毎月各家庭を訪問しながら書写会ができるようになり、小さな子を持つお母さんたちの家庭書写会、いわゆる「ママ友書写会」が定着していきました。
 今年の2月には、初めて教会でママ友書写会をしました。子供たちを囲んで円を作り、子供の幸せを祈りました。

 教会で2回目のママ友書写会をしていた時、書写会員ではないかたのお子さんを、しばらくの時間預かってほしいと言われたので、そのお子さんもお預かりしながらの書写会となりました。ちょうど3月のバースデーパーティーも兼ねて行ったところ、そのお子さんもお誕生日で、一緒にお誕生日を祝ってあげました。本当に素晴らしい書写会でした。

 1歳、2歳の子供たちも頑張って書写をします。
 子供たちの中には、祝福二世も三世もいますが、一緒に書写し、一緒に食べ、一緒に遊びます。み言を中心に神の子たちが一つになっているその姿を見て、まさにこれが天国だと感じました。これこそ、真の父母様(文鮮明先生夫妻)が願われる天一国の姿だと思いました。

 お母さんたちは、これなら気兼ねなく子供を教会に連れて来て、しっかりみ言も学ぶことができると大喜びです。
 懇親会では、子育ての事を中心にお互い悩みを打ち明け合い、励まし合って、また新しい書写のみ言を持って、それぞれが元気に出発しています。

 小さな子供を持っているお母さんしか理解できない世界を分かり合えて、しかも教会に気兼ねなく子供を連れて来られるこのような素晴らしい書写会を、今後も続けて、もっともっと輪を広げたいと思います。