『平和の母』読者の声 31
私ができることは愛をもって人のために尽くしていくこと

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、高校生・女子の佳作受賞作品をご紹介いたします。

私ができることは愛をもって人のために尽くしていくこと

 この本を読んで、著者である韓鶴子総裁の愛が溢れている本だと感じました。
 真のお母様は平和の母というにふさわしいかたで、真の愛で全世界を愛してくださっていることを実感しました。

 私が特にお母様の愛を感じたのは一つの歌で、「小さなわらぶきの家を建て両親二人をお迎えし千年万年暮らしたい千年万年暮らしたい」(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』24ページ)という一節です。

 たとえ豪邸でなくわらぶきの家だとしても、両親を、真の父母様をお迎えし孝行して暮らせるならば、それが本当に幸せなのだと、場所が問題ではなくその心情が大切であるということを感じました。

 私は日々の暮らしを与えられて当たり前のように受けていますが、それは全て、ひとえに私のために毎日働き、愛を見返りなく与えてくれている両親と真の父母様のおかげであるということを今一度感じました。
 そして、その父母に今まで与えられたものを十倍、百倍にしてお返しし、また、これから将来生まれてくる私の子女に、父母と同じような、それ以上の愛を与えていくことのできる私になりたいと深く思いました。

 また私は、お母様の真のお父様(文鮮明総裁)に対する愛もこの本を読んで深く感じました。

 真のお父様が聖和された8年前、201293日は私にとっても衝撃的な日でした。

 私が小学3年生の夏休みでした。私はお父様が聖和される約2週間前からマイコプラズマ肺炎という病気にかかり、病院に入院していました。
 その時は両親や兄弟、友人などが心配しお見舞いに来てくれたりして、周りの愛を感じたときでもありました。

 そして私の病気が治った数日後にお父様が聖和されて、私はその時お父様が亡くなったのは、おこがましいながらも私の病気をお父様が代わりに背負ってくださったように思い、お父様が亡くなったのは私のせいだと思ったのを覚えています。

 その時に私は母から「真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁夫妻)が生きていらっしゃる今の時代に私たちが生きていることは奇跡なんだよ。だから真の父母様の与えてくれた真の愛に感謝して、その分の愛を返して暮らしていこうね」と言われました。
 その時私は、父母様は私たちにたくさんの愛を注いでくれ、私たちがその愛を与えていくことを願われていることを、今この自叙伝を読み、知ることができました。

 お母様は、お父様の「ありがとう。頼んだよ」という言葉を受け、今現在も世界中を救うために頑張っておられます。
 そんなお母様のために、そして人類の平和への道のために私ができることは愛をもって人のために尽くしていくことです。

 私はまだ将来の夢、なりたいものがありません。しかし私はこの自叙伝のお母様のように、愛を全人類に与えることのできるように、まずは私の周りの人から今まで受けた愛を返し、与えて人のために生きることのできる人になりたいと思います。

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