『平和の母』読者の声 29
犠牲という一輪の花をささげられる自分になろう

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、中学生・男子の佳作受賞作品をご紹介いたします。

犠牲という一輪の花をささげられる自分になろう

 私がこの地上に生まれきて二世として歩む今、過去、そして未来においても、真のお母様と天の父母様(神様)の愛が尽きることのないこの世界、天宙なのだと感じました。
 涙と汗と血、本然の愛と喜び。過去の歴史や未来においてもそうであることに、私は感謝しなければならないと思いました。

 『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んで私は、お母様の通過されてきた路程に感銘を受けました。

 お母様と洪順愛大母様、そして祖母の趙元模氏と三十八度線を越えていく路程がどれほど困難で命懸けの、言葉にできないつらい路程なのか初めて知りました。

 200キロの空腹の道のり。北朝鮮の軍人から殺されてしまうかもしれない、南の兵士に誤って撃たれてしまうかもしれないという底知れない恐怖感。それを越えていったことを思う時、お母様たちの神様への愛と私たち人類への愛をとても感じました。
 星の降る中、神様、人類のために夜道を歩いていく三人の姿を思うと感謝の気持ちでいっぱいです。

 また私はお母様の伝える真の愛とは、どんなに美しく価値のあるものなのか、また私の未来はどうしていかなければならないのか、どのような人生を歩まねばならないのかを知りました。

 私たちには愛してやまない人類がいる。救わねばならない家族がいる。そのことを私は今一度どんな時でも噛み締めて、そしてお母様のように天の父母様のことを忘れて生きることのない人生を歩めるように、父母に孝行できるように今この瞬間を歩みたいです。

 真の愛とは命を捨てても必要であり、そして怨讐(おんしゅう)を愛し、不足さを感じ、いかなる悲しみと苦痛も喜びに昇華する、父母に仕える愛だと知りました。

 お母様がそのように真の愛をもって歩む路程に、お母様のどのような深い心情、事情、願いがあったのか今まで知りませんでした。
 目の前にある、そのような父母の心情、事情、願い、そして父母の真の愛に気付いて、その父母の心とお母様と一つになっていけるよう努力し、孝行の道を歩みたいと思いました。

 またお母様のみ言(真の父母様の教え)から、本物の人格を備えた、温かい心の持ち主となることが最高の配偶者となる道だということを知り、自分を犠牲にして父母と未来の一人のために、犠牲という一輪の花をささげられる自分になろうと、心から努力しようと思いました。

 また文孝進様のように、リトルエンジェルスのように、父母への孝情の心情文化、そして感動と父母の愛を伝えられる私となっていきたいです。

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