『平和の母』読者の声 27
韓鶴子総裁の出自と出生について大変感嘆いたしました

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、30代・男性の佳作受賞作品をご紹介いたします。

韓鶴子総裁の出自と出生について大変感嘆いたしました

 まず初めに、昨年、今年とワールドサミットの主催を務められた韓鶴子総裁に敬意を表すと共に感謝の意を申し上げます。

 今回、自叙伝出版に当たり、マザーファンデーションを通し、来賓および参加されたかたがたに対して最高級のおもてなしと自らの気持ちを表現された素晴らしい式(202024日、韓国・ソウルで開催)となりました。
 私はその場に参席できて、自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』の韓国語版を頂くことができました。とても感謝であり光栄でした。

 日本に帰り、日本語版が出版されたと伺い購入し一読いたしました。

 天の使命を持って生まれた韓総裁の生涯について、敬虔(けいけん)なキリスト教徒の家系からどのようにして韓総裁が生まれるに至ったのか。その出自と出生について大変感嘆いたしました。

 特に祖母である趙元模氏の、独立運動での大極旗のシーンは印象的です。このような時代背景で生まれ育ち、よわい14にして自身が独り娘であるという自覚を持ち過ごしてこられたことは、私たちでは到底推し量ることのできない葛藤と苦労があったことであると感じました。

 文鮮明総裁と出会い死別されるまでの間、14人の子供を出産され、4度の帝王切開を経験しており、まさに己を犠牲にして尽くしてこられたのだと思います。
 その上で、もう少し身の上話を本に収録していただきたかったと思います。

 14人の子供をどのように養育してこられたのか。独り娘としての韓総裁の姿が印象的ですが、家庭に戻れば14人の子供たちからすればお母さんであることもまた事実であります。その家庭環境についてもう少し触れていただきたかったと感じます。

 またアメリカに夫婦で渡られた際、州を回られた時の苦労を、内助の功を尽くしてきたという一文で表現されておられました。
 もちろん文総裁がメインとなって巡回公演をしてこられたと思いますが、具体的な内容をもう少し伺いたいと思いました。「これは直接お会いしてお聞きすべきなのか」という私に対するメッセージであると受け取りました。
 韓総裁は自分ではなく他のために尽くしてこられたかただからこそ、この一文で済ませたのではないかと思うようになりました。

 文総裁が聖和(逝去)されて以後、韓総裁は7カ国復帰のため、人材育成に尽力しておられることを知りました。
 教育を受けられるようにと財団を設立されたということは大変な世界貢献であると感じます。
 この基金を通じて学問的にも心情的にも成長した青年の今後の活躍に期待したいと思います。

 また現実問題として、共産党からの批判や宗教界からの非難などを受けながらも巡回されている中であるからこそ、アフリカのハテベ預言者や南アフリカ共和国の大統領をはじめ各国元首クラスのかたがたが、世界平和思想に共感を抱いたのではないかと考えます。

 自国の中ですら非難を浴びつつ活動を続けるということは大変なことであろうかと思います。それでもご自身の使命を全うされる姿は、私も行動の指針として見習わなければならないと思いますし、その道しるべとしての姿勢でもあると感じました。

 世界を巡回されている際に、世界を救いたいという一念で歩まれた姿が、最後の章にかけてとても印象に残っております。
 特にアフリカへの思いは相当なものであると思います。後の者が先になるという言葉、歴史的に迫害や苦難を強いられてきた地域であるので、なおさら韓総裁の思いもひとしおであるのではないかと思います。

 私が全文を通して一番印象に残っている言葉は「家和して万事成る」という言葉です。

 誰しも家庭を持ってそこで成長していくものですが、やはり家が和む場でなければ外で何をやってもうまくいかないと思いますし、私も妻帯して常にそれは感じております。

 最後に、全体を通して当時の統一教会の様子は、多少強引でも前進していく重戦車のような印象を持ちました。現在の家庭連合(世界平和統一家庭連合)は、韓総裁の柔和なイメージも加わりました。

 「天の独り娘」として中断なき前進をされる韓鶴子総裁のご健康とご安寧をお祈り申し上げます。
 ありがとうございました。

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