2020.08.09 13:00
スマホで立ち読み Vol.11
『はじめての出産・育児』(6)
妊娠可能な期間は限られる
内田由喜・著
「スマホで立ち読み」コーナー第11弾は、『はじめての出産・育児』です。
季刊『祝福家庭』で連載された「はじめての出産・育児」の書籍版です。
神の子を迎えるために、夫婦がどのような心情、姿勢で臨むべきかといった内的な準備から妊娠の仕組み、胎教や初期育児の重要性とその方法など、具体的な事例を紹介しているおすすめの書籍です。
第一章
神の子を迎える準備
(五)子女の誕生を願って
多くの子女の誕生を望まれる神様
神様の創造目的は三大祝福の実現です。「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」と祝福されたように、神様はご自身の子女である人間、すなわち神様の血統を受け継いだ子女が地上に満ちあふれることを願っています。
三大祝福は四位基台を完成することによって実現されます。三大王権、四大心情圏は、家庭的四位基台をもとに完成することができます。神様の創造目的をよく知っている祝福を受けた夫婦は、子女の誕生を心待ちにしていることでしょう。
2000年9月22日、真の父母様は第3次「入籍のための祝福家庭婦人特別修練会」において、祝福家庭の婦人たちに対して、子どもがいなければ天国に入籍する資格がないと激しく叱責され、次のように語られました。
「入籍すべき女性が、赤ん坊がいなくて、四位基台を復帰できずに、どのようにして入籍するのですか? 入籍できますか? 言ってみてください。天国は、四位基台を完成してこそ入ることができるようになっているのです。三代が入っていくのです。ところが、赤ん坊を生めなかった女性たちはどうするのですか?」
「今度帰ったら、どのようなことをしてでも、赤ん坊を生みなさい。昔は一月に一度愛し合っていたのなら、一週間に二度ではなく、二日に一度愛し合いなさい。(笑)なぜ笑うのですか? 夫婦が愛し合ったからといって、法に引っかかるのですか? 壁も眠らずに、喜んで待っています。『今晩、主人は神様が訪ねてくる愛の祝宴を何時にするのか?』と待っているのです」(以上、『祝福家庭』19号)
夫婦で妊娠を希望し、さらに努力もしているのに、妊娠できないという場合があります。そのような場合、早めに婦人科、もしくは不妊外来で受診することをお勧めします。自分で勝手に判断してはいけません。自分の体のことですが、自分では分かりませんし、周りの人に相談しても、専門的なことは分からないのですから、専門医に診てもらうことが大切です。
不妊の原因を突き止め、治療を受けることによって妊娠の確率は上がります。
家庭を出発して2年が目安になります。妊娠を希望して努力しても2年間妊娠できないのであれば、不妊症の可能性を考え、受診しましょう。早期発見、早期治療が大切です。
妊娠というと女性だけが取り組むものというイメージがありますが、夫婦二人で臨むものです。世界保健機構(WHO)の不妊に関する調査によると、女性に原因があるのが約41パーセント、男性に原因があるのは約24パーセント、男性と女性の両方に原因があるのは24パーセント、原因不明が11パーセントとなっています。
子どもを生むのが女性であるので、不妊も女性が問題だと考えがちですが、男性が原因の場合も多いのです。男性も積極的に診断を受け、もし自分に問題があったなら、治療を受けることです。
パートナーのどちらに原因があったとしても、そのことで相手を責めてはいけません。互いに支え合い、協力して治療に臨むことが、祝福を受けた夫婦としての在り方でしょう。
妊娠できない、子どもに恵まれない夫婦は、その原因を霊的な問題に結びつける傾向があります。先祖からの血統的な問題があるのではないかと考えるのです。もちろん、すべてのことに内外両面の原因があるので、自分自身の霊分立や先祖解怨、先祖祝福など、霊的な精誠条件を立てることも必要でしょう。しかし、同時に妊娠の仕組みをよく知り、医学的な原因を知って治療を受けることも大事です。
妊娠可能な期間は限られている
「命の誕生」は正に奇跡です。子どもは神様からの授かりものといいます。たった一つの細胞(卵細胞)が、細胞分裂を繰り返してその数を増やし、人間になるのです。神様の創造の業と言わざるを得ない、神秘に満ちた奇跡です。
ところで、女性の卵巣は卵子をつくるところではありません。毎月卵巣の中で新しく生まれて成長するのではないのです。女性は生まれる前から、つまり、お母さんのおなかの中にいる時から既に卵子を持っているのです。
卵子は女性の体の中に保存されているわけですから、年齢を重ねることによる影響をそのまま受けます。年齢とともに、卵子の数はどんどん減っていきます。それだけでなく、古くなって(老化して)いくのです。卵子と卵巣の老化は着実に進んでいきます。
卵子が老化してくると、染色体異常や流産を引き起こす可能性も高くなります。女性にとっては残酷なことですが、年齢が重要なのです。それが現実です。そのことを自覚し、「子女を生む」ことを何よりも最優先して取り組んでいただきたいと思います。
摂理の「時」を取り戻すことはできません。同じように、女性が子どもを生める「時」もいつまでもあるのではないのです。時を逃してはいけません。後悔しないように、夫婦でよく話し合い、神様と共に喜ぶことのできる立派な子女を授かることを目指して、精誠を尽くしていきましょう。
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次回は、「命の始まりと胎教」をお届けします。お楽しみに!