『平和の母』読者の声 23
自叙伝から何よりも大きく感じるのは人類の母としての愛の心情です

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、高校生・男子の佳作受賞作品をご紹介いたします。

自叙伝から何よりも大きく感じるのは人類の母としての愛の心情です

 これまでは真のお父様(文鮮明総裁)の自叙伝や説教を通して、お父様について深く理解する機会が多くありました。
 こうして真のお母様の自叙伝が出版されたことによってお母様の心情の世界を知ることができ、とてもうれしく思います。

 これまでの道のりは本当に苦難の連続だったということを、私たちはお父様の自叙伝を通して知っています。
 ですがそれだけではなく、そのお父様と共に歩んでこられたお母様、そして宣教師のかたがたの多くの犠牲があったということを、忘れてはいけないのだと感じました。

 お母様の生涯は、涙の多い生涯だったのだと知りました。神様のため、宣教師、食口(世界平和統一家庭連合の教会員)、人類のために涙を流しながら、祈祷し精誠をささげてこられたお母様だと知りました。

 どんな環境に身を置かれても、決して自身の境遇に涙を流したり祈祷をせず、ただ神様の喜びである人類の幸せを願い、誰よりも犠牲の道を歩んでこられたお母様。
 お父様が聖和された後もその思いは変わらず、今まで以上に、神様とお父様との約束を果たそうと最前線で歩まれているお母様です。

 そのような思いや胸の痛みを独り抱きしめ、歩んでこられたのだと思います。
 ですが自叙伝から何よりも大きく感じるのは、お母様が胸の痛みを独り抱きしめ歩んでこられたことに対する心情ではなく、真の母、人類の母としての愛の心情です。

 自叙伝を通して学んだ内容、感じた心情は、とても衝撃的でした。私はお母様について何も知らなかったのだと改めて感じました。
 そして何よりもこの自叙伝を通して、感謝したい、愛したい、お支えして差し上げたいという思いが強くなりました。
 それは決してお母様だけでなく、神様、お父様、み旨を成し遂げようと犠牲となっていかれた先輩がた、そして今この時を共に歩む兄弟姉妹も同じです。

 私は、韓国の地でお母様と実際にお会いし、愛を感じ涙したその日から、お母様の語られるみ言、表情そして涙、その一つ一つからお母様の愛の心情を感じられるようになりました。
 この自叙伝を多くの人が手に取って、一度読んでもらいたいと思います。自叙伝を通してお母様の心情を感じ、今までよりもさらにお母様と心情的に、また母と子として一つになることができると思います。
 それがお母様の願いであり、同じ心情で私たちと共に天のみ旨を成し遂げたいと願われるお母様なのだと感じました。
 私自身、お母様をお支えし、天のみ旨を成し遂げて差し上げることのできる者になります。

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