『平和の母』読者の声 16
この本で学んだ「与えて為に生きる」ことを志にして、これからの人生を歩んでいきたい

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、18歳・男性(大学生)の佳作受賞作品をご紹介いたします。

この本で学んだ「与えて為に生きる」ことを志にして、これからの人生を歩んでいきたい

 この本は僕の人生をこれから大きく変えていくと思います。

 「これからの人生どうしよう」と思い悩んでいました。でもこの本を読んで、人生についての悩みは軽くなりました。

 真のお母様の人生を学び、為に生きることは哲学だということを知りました。為に生きることがどれほど美しいか、どれほどうれしいかは僕にも分かります。この自叙伝を読んでさらに分かりました。

 真のお母様は、為に生きることを人生を通して実践してこられ、今も世界中の人々のために生きておられます。
 メシヤとしての使命を果たすため、今も世界中のために尽くして犠牲になっておられます。

 真のお父様(文鮮明総裁)が聖和され、お母様一人で歩まなければならないのはどれほど孤独で、どれほど大変なことかと感じました。神様はよりつらいだろうなと思いました。

 神様が何百億年もかけて人間が幸せに暮らしていける環境を創り、やっとそこに神様が愛を注げる対象である人間を誕生させたのに、その人間が堕落して神様を裏切ってしまい、神様はどれほどつらかっただろうと思いました。
 この自叙伝を読みお母様の気持ちを知ることで、神様の気持ちがよく分かりました。

 今僕は原理の勉強をしています。どのような歴史があって今があるのか、神様がどのようなことをして今があるのかを学び、メシヤを地上に送るまでにどれほど時間がかかったかという事を勉強して、神様は本当に平和を願われているということが分かりました。

 四千年という歳月をかけて摂理される中でイスラエル民族を立て、ようやく神様の血統を持った独り子であるイエス様を送られたのに、イエス様はイスラエル民族に迫害され、とてもつらい人生を送り、最期は十字架にかけられて亡くなりました。
 それから二千年後、韓国に真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁夫妻)を送られ今があります。
 六千年の準備期間を経て今メシヤを迎えているということを知った時、この時代に生きている自分は本当に幸せだと思いました。

 今、お母様は世界の人々のために尽力されています。
 この自叙伝で多くのことを学びました。これからの人生で心掛けていきたいと思ったことが多くありました。それは「為に生きて与える」ということです。お母様は幼少期に親から為に生きることを学び、それを今もずっと続けてこられています。
 どこに行くにしても他のために生きようとして行くのです。世間一般の父母の愛よりも友愛よりも、さらに大きな愛を与えるため、いばらの道を歩いてきました。

 人間は良いものがあれば自分のものとし、他人にはそれよりも劣ったものを与えがちです。挙げ句の果てには、自分の父母に対しても同じようにしてしまうのです。

 自分の利益だけを追求すれば、欲望の縄目に掛かってしまいます。他人を前に立て、為に生きる生活をすれば、それが永遠の祝福と自由を得る近道となるのです。

 「自分が持っているものを与えられずにはいられません。結婚指輪すら、手元にはもうありません。皆が良いものを他の人に与えることができれば、喜びの世界となります。これが私の生活哲学です。自分のためだけに生きる人はすぐ壁にぶつかります。ですから、他人のために与え、愛を持って生きなければなりません」(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』315ページ)

 この文を読んで、与えるということがどれほど為に生きてどれほど愛があるかということを感じました。ここに成功哲学があるということも学びました。
 人のために生きてこそ神様が喜ばれ、為に生きた自分も喜び、相手も喜びみんなが喜んで、ここに愛が生まれていくんだと感じ、この与えるということが平和をもたらすのだと感じました。だからお母様のように、人には良いものを与えて喜ばせてあげたいなと思いました。

 僕の母がガンビアでガンビアの人のために宣教活動をして愛を与えたように、僕もアフリカの人々のために何かしてあげたいなと思っています。世界中の飢餓で苦しんでいる人々を救ってあげたいなと思います。

 母親は子供のために全てを与えます。だから僕も母親のように全てを与えていきたいです。それが母の国の日本人としての使命だと思います。

 そのためには今、心と体をしっかりと磨き上げていかなければなりません。しっかりと勉強をしなければいけないと思います。
 今までは勉強は人生に必要ではないと思っていたけれど、自叙伝を読み、勉強の必要性がよく分かりました。海外で活躍するには語学、知識、度胸が必要だと思います。今からそれを身に付けていけるように努力していきたいなと思います。

 お母様は学生のために尽くされています。二世(祝福で生まれた子女)が世界で羽ばたけるようにと、今尽くされています。
 これから祝福子女が世界に出て世界平和のために動いていかなければなりません。そのためにお母様は支援してくださいます。それに本当に感謝しています。僕もこれからお母様の力になっていきたいなと思いました。子女様の「お母様を安息させる」という夢の力になりたいなと思いました。

 1カ月間、毎日欠かさずこの本を読んできました。今までは本も読めず継続力もなく何も続かなかったけれど、神様の導きのおかげで続けることができました。心から感謝しています。
 この本を読んでこれから大切なことについてよく学べたことに心から感謝しています。

 この本で学んだ「与えて為に生きる」ことを志にして、これからの人生を歩んでいきたいと思いました。

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