『平和の母』読者の声 13
真のお母様の役に立てる孝子孝女となりたい

 このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
 4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
 最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 今回は、中学三年生・男子の佳作受賞作品をご紹介いたします。

真のお母様の役に立てる孝子孝女となりたい

 僕は、真のお母様の自叙伝が発刊され、その後日本語翻訳版も発刊されるという知らせを受けた時、心の中がはち切れんばかりのうれしさで溢れました。

 「ついに来た! やった!!」と心の中で何回も叫びました。

 子供が自分の親がどんな生涯を歩んできたのかを詳しく知らないというのは、とても悲しいことです。
 僕はお母様が人類一家族となるために苦難の道を歩んできたのは分かっていましたが、具体的にどんなことをしてきたのかをきちんと理解していなかったので、とてもうれしかったのです。

 今世界中を恐怖に陥れている新型コロナウイルスで外出が自粛され、学校が休校になり、家で過ごす時間が多くなっている中で自叙伝は手元に届きました。まるで神様に読めと言われているような、そんな気がしました。

 「世の中の多くの人は、家庭連合が金持ちであると早合点しています。…雨が降れば、異国の地で軒下に身を寄せて夜を明かしている宣教師たちのことが思われるのに、どうして私たちがおいしい御飯を食べ、安らかに眠ることができるでしょうか」(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』315ページ)
 「私はいつも、愛を生活の中心に据えました。そんな無私の愛こそ、最も偉大な愛です。人はなぜ生まれ、なぜ生き、どこへ行くべきかという問題も、すべて愛を中心として、考えなければなりません」(『同』316ページ)

 この部分を読んだ時、自分の愚かさ、無力さを改めて感じました。
 サタン主権の世界、まさに地上地獄の世界で真のお父様(文鮮明総裁)と一緒に地上天国を創建するために茨の道を歩んでこられ、今もなお、お母様は命を削りながら世界中を飛び回っているというのに、どうして僕たちがおいしいご飯を食べ、安らかに眠ることが許されるのでしょうか。
 僕はとても無力でちっぽけで、お母様の役に立っていると胸を張って言うことができません。だから、ちゃんと礼拝に参加して、毎日祈祷もして、成和手帳もしっかり書いて、お母様の役に立てる孝子孝女となりたいと、改めて心の底から思いました。

 この自叙伝は読み進めていくとすぐに深い本の世界に入っていきます。まるでお母様と一緒にいるかのような、そんな気持ちになります。そして、自分の愚かさ、醜さに気付かせてくれました。

 自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』はもっとたくさんの人が読むべき一冊です。
 真の愛を中心として、お母様の心情を体恤(たいじゅつ)し、神様の心情を周辺に連結させるような人が一人でも多く増えることを願います。

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