2020.05.28 17:00
オススメ成和手帳 10
成和手帳特集⑨
証し部門(第2回 成和手帳グランプリ)受賞作品
伊藤 安昭(青年学生局 成和学生部長)
今回は第2回「成和手帳グランプリ」の証し部門に応募された作品の中から最優秀賞、優秀賞、特別賞を受賞した証しをピックアップしてご紹介します。
この部門は、「成長度:成和手帳を活用しての成長・変化がよく表れている」という観点で審査をしました。ぜひ、中高生たちの信仰の成長の証しを味わってください。
第2回成和手帳グランプリ:最優秀賞
(中学3年生・女子)
「神様からの“サプライズ”を毎日発見しています」
手帳を活用しながら変化したこと
成和手帳を活用していく中で一番変化したと思うことは、日常のささいなことで、神様を感じるようになったことです。学校の授業で先生が話した何気ない言葉、親や教会の兄弟姉妹との会話、毎日の天気、食事など、普段と変わることのない日常の中に神様を感じるようになりました。
嫌いだった食べ物が…
ある日の夕食の時、私はとてもおなかがすいた状態で食卓につきました。私が今まであまり好きではなかったある食材を見た瞬間に「早く食べて」ときらきらと光っておいしそうに見えました。まだ母が料理中だったのですが我慢できなくなり、一口食べるとすごくおいしく感じどんどんご飯が進み、とても不思議で幸せな時間を過ごしました。その日の夜、成和手帳を出し、一日の中で感じた神様を振り返ってみると、その時のことが頭に浮かび、「あれは私を喜ばせるために、神様が用意してくださったんだ」と感じました。
幸せな時間を手帳に記す
身近な神様に気付けたこと、神様が私のために働いてくださっていることがとてもうれしく、それまでは心情日誌に外的に変化したことを書くことが多かったのですが、その日は不思議で幸せな時間を振り返りながらその体験を書きました。ありふれた毎日の生活の中に神様は私を喜ばせようとサプライズを用意し、私が喜ぶ時も横にいて微笑んでくださっているという思いは、それからの私の目線に変化を与え、毎日心情日誌を書く時間が楽しみになっていきました。毎日神様がどこにいるのかを探し、多くの事を与えられていることへの感謝の気持ちが文章になることが多くなりました。その毎日が重なると、生活プログラムの目標としてお手伝いの内容を書いてきたものが、形ではなく、神様に恩返しをしたいという思いからやるようになってきました。やっていることはたいしたことではありませんが、神様が喜んでいる姿が浮かび、もっと喜ばせたいと思い、やり続けています。これからも成和手帳を活用し、身近な神様との出会いを大切にしていきたいです。
審査員からのコメント:
身近な神様との出会いが印象的ですね。神様は遠いところにいるのではなく、いつも私たちの側にいる! 生活の中で「生きている神様」を発見することで、神様と共に生きる生活が育まれているようで感動しました!
第2回成和手帳グランプリ:優秀賞
(高校3年生・女子)
「“葛藤すること”は成長のチャンス」
成和手帳を活用することが定着してきた最近の私は、定着する以前と比べて、変化したところがあります。それは、「わくわくする場面」です。
今までの私は、部活でスリーポイントシュートが連続で入った時や、テストの結果が良かった時などにわくわくすることが多くありました。もちろん、このようなことは今でもわくわくしますが、それよりももっとわくわくして、じっとしていられない時があります。それは、良心と邪心が「葛藤」している時です。
私はある日、リレーのバトンパスの練習をしていて、なかなかうまくいかず、相手を信じることができず、相手の悪いところしか見えず、「相手を裁いてしまえ」という思いが湧いてきました。しかし、その思いとは裏腹に、「冷静になって」という良心的な思いと心で葛藤していることを楽しむ思いがありました。私はこの時、いても立ってもいられないほど、「ああ、早く家に帰ってこの葛藤を心情日誌に書きたい」と思い、わくわくしていたのです。これは、私にとって初めての体験でした。そして、この初体験を通して、私の心が少し変わったことに気付きました。葛藤があればそれを面倒なことだと思い逃げていた私の心が、葛藤がある度に、「これは成長するチャンスだ」と思い、それを真っ先に心情日誌を通して神様に報告したいと思える心になったのです。
私がこのような変化をした原因は、一番最初に述べたように、成和手帳の活用が定着したからだと断言できます。ですから、これからも成和手帳を活用していく中で、良い変化をしていき、いつでも成和手帳に関した証しができるようになりたいと思います。
審査員からのコメント:
楽しいことも、苦しいことも、すべてが自分が成長するチャンスとして自分の心の変化に目を光らせていますね! 良心と邪心の葛藤を正面から受け止めて、良心革命していく証しが素晴らしい!
第2回成和手帳グランプリ:特別賞
(中学1年生・男子)
「キャラクターの絵を描いたり文字を大きくして楽しむ」
お元気さまです。僕は、成和手帳を毎日書くために工夫している所が四つあります。
一つ目は部活終わりで疲れている時があるのであまり文字をぎっしり書くのではなく、文字一つ一つを大きくして書いています。二つ目は、その時の心情や気分、出来事を絵で描くようにしています。三つ目は、カバーの取り換えです。季節ごとにカバーを換えたりして楽しみながら取り組めるようにしています。四つ目は、好きなキャラクターのシールを貼ることです。自分だけの成和手帳を作りながらしっかりと取り組んでいます。
成和手帳を通して僕は、教会に行くことが楽しみになったり、中和祭や修練会に積極的に参加したりするようになり、小学生の頃はあまり絵が得意ではなかったけれど成和手帳のおかげで、絵がうまくなりました。これからも神様に自分の心情や学校の状況を報告する良い場にしていきたいです。1日の終わりに自分の心情や事情を整理して、毎日新しく出発していきたいです。
審査員からのコメント:
成和手帳は誰でも書ける! 大切なのは、成和手帳を愛せるかどうかなんだ!と感じさせるような元気いっぱいの手帳です。
今回は、2015年度に行った第2回成和手帳グランプリの証しを紹介しました。次回は、2014年度に行った第1回成和手帳グランプリの証しを紹介します!
中高生のためのWeb礼拝
第91回「第4回成和手帳グランプリ開催!」(16分)