2020.05.21 17:00
オススメ成和手帳 9
成和手帳特集⑧
証し部門(第3回 成和手帳グランプリ)受賞作品
伊藤 安昭(青年学生局 成和学生部長)
今回は第3回「成和手帳グランプリ」の証し部門に応募された作品の中から最優秀賞、優秀賞、優良賞を受賞した証しをピックアップしてご紹介します。
この部門は、「成長度:成和手帳を活用しての成長・変化がよく表れている」という観点で審査をしました。ぜひ、中高生たちの信仰の成長の証しを味わってください。
第3回成和手帳グランプリ:最優秀賞
(高校2年生・男子)
「振り返ると自分の成長に驚きます」
成和手帳なしに今の自分はない
僕は中学3年生の時から成和手帳を書き始め、約3年間、生活プログラムと心情日誌を続けています。たまに過去の自分の心情日誌などを振り返って見るのですが、今の自分は成和手帳なしにはないと思います。
成和手帳を書く前の僕は、教会の活動は教会の活動で楽しくやり、学校では学校で楽しく過ごすという生活で、何事もなく普通に過ごしていました。しかし、礼拝や修練会で学ぶ内容・成和学生大会や中和文化祭で感じる内容など、全てを成和手帳に書いていくことで、それがそこで終わりではなく、生活圏にも反映させて展開していくものとなりました。
日々挑戦することで
また生活プログラムなどを通して目標を立て、日々挑戦して振り返ることで自分の現状を知ることができ、今後の指針が明確になっていきました。そうすることで自然に日々の生活がみ言中心になり、常に成和学生としてどう行動すべきか考えるようになりました。
今では成和手帳は生活の一部となり、学校でも成和学生ということを証しして、み言を自分だけに留まらせるのではなく、友達にも伝えることができるように努力しています。
未来へつなげる成和手帳
きっかけは自分からやろうと思ったわけでもないし、最初は心情日誌の5行ですら書くのが難しかったですが、それを積み重ねていくことで、やっとここまで成長できたと思います。成和手帳を書かなかったとしても他から学ぶことはたくさんありますが、それをしっかりと実践へとつなげて、未来へとつなげていくのは成和手帳だと思います。
成和手帳を毎日地道に書き続け、毎日成長していく自分と、成和手帳を書かず日々の恩恵を受け流していく自分とどちらが良いかも考えます。
一年間成和手帳を書き続けてから読み返してみると、4月から3月までの自分の成長に驚く時もあります。
これからも成和手帳を書き続け、高校生活が終わった時、中3の自分とその時の自分とを比較するのを楽しみにしています(笑)。
審査員からのコメント:
成和手帳を、長い時間をかけて使い続けて成長していく姿が、とってもよく表れていますね。自分の変化や成長は、1日では感じることは難しいです。それが、1週間、1カ月、1年と積み重なっていくことで大きくなっていくことを、しっかりと大切にしているところが素晴らしいですね。
第3回成和手帳グランプリ:優秀賞
(中学2年生・女子)
「良心に尋ねてみると、すらすらと書けるように!」
初めは、成和手帳の心情日誌は、単なる日記となっていました。しかし中学2年生になってからは「良心に尋ねる」ということを意識して書いたらよいと教わり、良心との対話ができるようになってきました。
良心に尋ねる前は「今日、1日何をしていたんだろう?」と考え込んで、悩みながら時間が過ぎ、書きながら眠り込んでしまっていましたが、良心に「今日、1日何をしていましたか?」と聞いてみると、自然とうれしかったことや、よくできなかったことなどが、モニターのように頭の中を流れてきました。そして、その流れてきた心情をすぐに言葉として書き表したいと思い、すらすらと書けるようになりました。
今では心情日誌を書くのが楽しくなり、毎日が輝いているような気がして、神様の愛をとても感じやすくなっています。良心との会話をこれからも続けていきます。
このように、一日一日を自らの良心に照らし合わせて生活し、天の孝女となれるよう、残りの中学・高校時代も継続して取り組んでいきたいです!
審査員からのコメント:
心情日誌を通して、最初は1日を振り返ろうとしても眠くなってしまうことが、やがて自分の心の良心と対話する感覚が身に付き、生活の中でいつも良心を感じることができるようになる! まさに、良心革命の代表的な証しですね!
第3回成和手帳グランプリ:優良賞
(高校2年生・女子)
「頭の中のモヤモヤが整理されました」
私は、心情日誌を書くことで、その日の出来事が整理できるようになりました。
一つの例として、親とけんかした日のことを挙げたいと思います。
その日は久々に声を張り上げてしまいましたが、時間がたって心情日誌を書こうとすると、気付いたことがありました。
親は正しいことを言っていたのに、自分が反発していただけだった、と冷静になって物事の善悪を判断できたのです。
今では、心情日誌を書くことは私にとっての毎日のミニ反省会のようなものとなっています。
審査員からのコメント:
自分の言動を反省することは大切なことです。心情日誌を通して一日の反省会を行い、神様を悲しませていた部分があれば素直に認めて反省できたことは、とても素晴らしい良心革命の証しですね。
今回は、2016年度に行った第3回成和手帳グランプリの証しを紹介しました。次回は、2015年度に行った第2回成和手帳グランプリの証しを紹介します!
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