2020.05.14 17:00
オススメ成和手帳 8
成和手帳特集⑦
証し部門(第4回 成和手帳グランプリ)受賞作品
伊藤 安昭(青年学生局 成和学生部長)
今回は第4回「成和手帳グランプリ」の証し部門に応募された作品の中から最優秀賞、優秀賞、そして特別賞を受賞した証しをピックアップしてご紹介します。
この部門は、「成長度:成和手帳を活用しての成長・変化がよく表れている」という観点で審査をしました。ぜひ、中高生たちの信仰の成長の証しを味わってください。
第4回成和手帳グランプリ:最優秀賞
(高校3年生・男子)
「学校でも、成和学生として生きる」
ただの日記だった成和手帳が
私が成和手帳を本格的に書き始めたのは高校2年の春からでした。
初めは、目標の欄に✕が多かったり、心情日誌もただの出来事だけを書いたりしていました。しかし、1年間少しずつ目標の基準を上げながら取り組み続けた結果、今では目標に対する意識も変わり、朝、「今日も一日成和手帳の目標を達成して、昨日よりも確実に真の孝子として成長した私を天の前にささげていきます!」と決意の祈祷をして出発し、毎日成長を天の前にささげていける私になることができました。
そして、目標も成和学生会報に記載されている愛天愛人愛国のみ言の中から今月実践していけるみ言を見つけて、自分なりではなく、天の父母様が願われる姿を目標に立てて日々実践していけるようになりました。
成和学生としての誇り
また、成和手帳は良心革命を起こすきっかけを与えてくれて、学校でも成和学生として生きられる自分になりました。
今では、クラスの全員、学校の先生がたも自分が成和学生であることを知っています。授業中に成和手帳にある真の父母様のお写真を開いて授業を受けられるようになりました。
初めは、真の父母様のお写真を見せて成和学生なんだと友達に言うと、たくさん否定もありましたが、良心に従い成和手帳の目標である毎日黒板消しを手伝ったり、ごみ拾いをしていくと、その為に生きる姿を見て友達が成和学生としての自分を認めてくれるようになりました。
成和手帳を友達に見られた時、友達が「すげぇー!」と言ってくれて、その時に成和手帳を通して成長していく成和学生を友達が褒めてくれたことが本当にうれしかったです。
毎日が成長のキッカケに
私が成和手帳を通して感じたことは、毎日の生活圏でもすごく成長ができるようになれた、ということでした。学校、家庭、教会のどの環境においても成和学生として生きられる自分になるための大きな支えとなりました。
一日一日が将来のための成長につながる毎日を送れるようになり、すごく感謝しています。これからも日々一歩ずつ確実に成長していき、孝情の実体となっていきます。
審査員からのコメント:
成和学生として心情文化を育み、発信し、拡大していく素晴らしい証しですね。成和学生として家庭・教会・学校で生活する自分自身を確立できたことが勝利だと感じます!
第4回成和手帳グランプリ:優秀賞
(中学2年生・女子)
「私が発する「言葉」を意識して生活」
私が成和手帳を使って成長したと思うことは、「言葉」についてです。私はそれまでちゃんとした日記のように、自分のその日一日の感情を文字で表現することをしてきませんでした。
中学1年生になってから心情日誌で自分の一日の感情、明日への抱負などを書いていると、自分がどれだけ何かを否定しながら生活しているのかが分かりました。
例えば、ある人の態度や、学校でその日起きた出来事に対してです。それは、言葉として紙に起こして、よりはっきりと伝わってきました。自分が意識せずそうした言葉を使っていることに衝撃を受け、私は意識して成和手帳の使い方を変えていきました。
とにかくポジティブな自分を成和手帳の中に書こう! どれだけムシャクシャして、嫌な気持ちになってしまっていても、「明るい私はここにあるんだ!」と思える成和手帳にしようと。そう意識して生活プログラムの目標設定をし、心情日誌で一日を振り返ることを繰り返して行うようになりました。
そのようにしていくと、私はだんだん固定観念にとらわれず、自分が発する言葉にも気を配れるようになりました。そうして柔らかい言葉を使い、相手がどう思うか考えていくことで、人のことを考えた行動も取れるようになったと感じています。
成和手帳を使うことで私は、人を傷つけ、慰めもする「言葉」について、自分自身で考えることができています。
この心情日誌や生活プログラムを意識して生活することから、自分と向き合うことができ、人のことを考えられるようになりました。そのことに感謝しながら、これからは為に生きる生活の実践をしていきます!
審査員からのコメント:
「言葉」の力を実感し成長する姿が素晴らしいです。「言葉」を「文字」にすることを通して、自分の真実の姿を知り、自分が願う姿を描き、為に生きる自分に変えていく素晴らしい証しですね!
第4回成和手帳グランプリ:特別賞
(高校1年生・女子)
「成和手帳と距離を置いてみた」
約3カ月前、私は少しずつ成和手帳から離れていきました。理由は、成和手帳を記入することが面倒くさくなっていたからです。
だんだんと成和手帳を手に取らない日々が続いていきました。日曜礼拝の時に、兄弟姉妹が成和手帳を活用しているのを見ると、「私も頑張ろう」と思うのですが、もう一方の私の心が“これまで成和手帳を書いていない私が、急に始めたところで何の意味があるのか”とささやき、書き始めることができませんでした。そして、成和手帳を見ることさえも嫌になっていきました。
そんなある日、成和学生会の会議で、成和手帳を書けていないことをみんなに相談しました。すると一人のオンニが、「一度、手帳から距離を置いてみたらどう?」と言ってくださいました。だから私は自分の意志で成和手帳と距離を置くことにしました。
こうして約1カ月間、距離を置いてみて、教会で兄弟姉妹が成和手帳を活用しているのを目の当たりにした時、成和手帳を恋しく感じたのです。その日から私はまた、成和手帳を書き始めるようになりました。
成和手帳が恋しくなるなんて、私自身考えてもみなかったので、すごく驚きました。今ではどこに行くにも、成和手帳を持ち歩いています。また、成和手帳を書き始めて、良心が毎日私に働き掛けてくれていることも感じます。
3カ月前と比べると、今は毎日がイキイキとしています。私自身が心から成和手帳と向き合うことで、成和手帳は私にとって欠かせないものとなりました。これからも成和手帳を活用して、良心の声をもっと聞き、意味のある毎日を過ごしていきたいと思います。
審査員からのコメント:
「成和手帳と距離を置くことで成和手帳が恋しくなった!」。こんな成和手帳との向き合い方で成長した手帳ドラマに感動しました。
今回は、2017年度に行った第4回成和手帳グランプリの証しを紹介しました。次回は、2016年度に行った第3回成和手帳グランプリの証しを紹介します!
中高生のためのWeb礼拝
第91回「第4回成和手帳グランプリ開催!」(16分)