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スマホで立ち読み Vol.7
祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』(2)

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』〈2019年10月28日第2刷発行〉より)

 「スマホで立ち読み」コーナー第7弾で取り上げるのは、『父母マッチングガイドブック』です。

 「父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです」(同書「はじめに」より)

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅰ.二世祝福と父母マッチング
01 二世祝福の意義

血統転換はゴールではない
 一世が祝福の価値を考えるとき、真っ先に浮かぶのが血統転換ではないでしょうか。「アダムとエバの堕落により失った血統を、祝福結婚を通して取り戻す」……。これこそがアダムとエバの堕落以降、神様の最大の願いでした。だからこそ、一世が祝福に臨む際に最重要とされてきたのが、罪の自覚とメシヤの必要性を実感することでした。そのために多くのみ言(ことば)を学び、苦しい実践訓練を重ねてきたのです。

 ところが、二世たちを祝福に導こうとするとき、この観点だけでは限界があることに気づきます。なぜなら一世の血統転換の上で誕生したのが二世ですから、血統転換はすでに済んでいるのです。どんなに血統転換の価値を力説したとしても、二世は実感として感じることはできないでしょう。


二世祝福は「原罪」がない立場での結婚
 では、二世祝福にかけられた天の願いとは何でしょうか。それは神様が本来、創造本然の世界で、結婚に対して願われたものと同じです。

 神様の願いは、成長した男性と女性が祝福を受けて結婚することによって真の愛を実らせ、地上に真の家庭を実現することでした。二世祝福で強調されるべきは罪からの脱却ではなく、神様と真の父母様から相続した真の愛を実らせる喜びなのです。

 二世たちは、救われたくて祝福の場に行くのではありません。ましてや「地獄に落ちないため」でもないのです。祝福理想の講義や、実際に触れ合った祝福家庭の実体を通して、「やっぱり真の愛で結ばれた夫婦は素晴らしい!」「私も神様の愛に満ちた家庭を築きたい!」と心から思えたとき、その実感こそが、祝福に向かう彼らの原動力となるのです。


血統の継承
 また、血統を中心として見れば、二世祝福とは神様の血統を後代へ継承していく通過点に違いありません。

 復帰歴史において多くの中心人物が立ててきた勝利の基台の上に、真の父母様が誕生しました。そして真の父母様の決定的勝利により、祝福という恩恵を、親である一世が授かることができたのです。二世たちは、そのように取り戻した神様の血統を、後孫に残せるかどうかの分岐点に立っているのです。


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 次回もお楽しみに!



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