2020.03.21 12:00
スマホで立ち読み Vol.7
祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』(1)
「スマホで立ち読み」コーナー第7弾で取り上げるのは、『父母マッチングガイドブック』です。
「父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです」(同書「はじめに」より)
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はじめに
人類のメシヤである真の父母様の本質的使命は「神様と人間の本然の関係の回復」であり、それは祝福結婚を通して成されます。アダムとエバは自分勝手な結婚により、二人で神様のもとから離れてしまいました。それを蕩減(とうげん)復帰して、本然の血統につながるためには、男女が二人で神様のもとに戻らなければなりません。それがまさに、祝福結婚による奇跡的恩恵なのです。
祝福の歴史は1960年の真の父母様の御聖婚から始まります。その後、36双、72双、124双、430双と広がりを見せ、現在は、毎年のように行われる祝福行事に世界中から新郎新婦が参加するまでに至りました。今や祝福の恩恵が、祝福家庭で育った二世、三世の祝福子女たちにも与えられる時代に入っています。
初めて祝福子女が祝福を授かったのは1986年のことでした。その際、真の父母様は、集まった二世たちに対して「本来の祝福というのは、父母たちがしてあげなければならないのです」(マルスム選集144巻129ページ)とみ言(ことば)を語られました。そして2001年、神様王権即位式と天一国時代が宣布されたその年に、父母が子女のマッチングをするという「父母マッチング」の時代が出発したのです。
青天の霹靂(へきれき)だった「父母マッチング」の開始から多くの時が流れました。その間、眠れぬ夜を過ごした父母たちも多くいたでしょう。それでも天のみ意(こころ)を求めながら、み言訓読と祈りの精誠で取り組まれた家庭が多くあります。その投入は数多くの証(あか)しを生みだし、それが次に父母マッチングに臨む家庭の確かな道標となってきたのです。
このたび、父母マッチングを準備している家庭のさらなるサポートのために、新たな書籍を出版するに至りました。今まで、『二世祝福ガイドブック』『ファミリーマッチングハンドブック』の二冊を二世祝福の学習用書籍として発刊しましたが、今回はその二冊を合わせて
編集し、さらに不足な点を補う形になっています。
この書籍の特徴として、まずは必要に応じて「図解」やイラストを入れ、分かりやすくしました。また「親子」で読めるようにしました。今までの書籍は主に父母を対象に書かれていましたが、父母マッチングにおいては子女ももう一人の主人公です。さらに、祝福後の歩みについての解説も新たに加えました。祝福はゴールではなくスタートです。具体的には家庭出発までの歩みを加えることで、祝福後の準備についても正しく知っていただけるようにしました。
父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです。
世界平和統一家庭連合 家庭教育局
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次回もお楽しみに!