オススメ成和手帳 6
成和手帳特集⑤
証し部門 受賞作品

伊藤 安昭(青年学生局 成和学生部長)

 今回は第6回成和手帳グランプリの証し部門に応募された作品の中から最優秀賞と優秀賞および印象的な証しをピックアップしてご紹介します。

 この部門は、「成長度:成和手帳を活用しての成長・変化がよく表れている」という観点で審査をしました。

 ぜひ、中高生たちの信仰の成長の証しを味わってください。

第6回成和手帳グランプリ:最優秀賞
(高校3年生・男子)

「成和手帳に出会えて成長できたことを誇りに思います」

良心の成長を感じた
 私が成和手帳を使い始めたのは中学3年生の頃からでした。当初は単なる日記として使っていました。

 成和手帳を継続していく中で、心情に変化が現れ、「もっと感謝できる、為に生きられる自分でありたい」と思えるようになりました。
 そして今まで何気ない日常だったのが一日の中にはこんなにも感謝と為に生きられる生活が溢れていると思えるようになり、実践をすることで自分の良心が成長していくのを感じました。

 成和手帳を書く積み重ねは、自分の良心を磨くことだと感じ、良心革命を起こしていく第一歩だと思えるようになりました。

どんな時も成和手帳の存在があった
 私は今年の高校3年生初めの春、すごくショックな出来事があり、心情が不安定になり成和手帳を書くやる気すら起きなくなりました。成和手帳から距離を置き、書くことをやめました。書くことをやめた期間には、今までやってきたことが無駄になってしまったのかと自分を責めたりもしました。

 ある時、自分の素直な心情を真の父母様に祈祷することにしました。祈祷を通し、また一から成和手帳を書き始め、その中で自分はいつでも、どんな時も成和手帳と共に成長してきたということに改めて気付き、また新たに歩もうと努力するようになりました。

 今でも成和手帳が自分の歩みの力となってくれていることに感謝しています。

成和学生としての歩みの宝物
 成和学生期を歩んだ中で成和手帳に出合えて自分が成長することができたことを誇りに思います。

 私が学校の先生がたに進路の事や私生活の事で相談する時、土日の活動については「所属団体の活動」と表現しながら詳しい内容は話しませんでした。

 ある時私は決意し、成和手帳と成和学生会報を見せ、その場にいた担任の先生と学年主任の先生に「自分はいつもこんな活動をしていて世界平和統一家庭連合の成和学生です」と伝えました。

 先生がたには心情日誌などをすごく絶賛されて、「こんな素晴らしい活動や手帳があるのか」と言われました。初めて教会以外の人に成和学生のことを証しし、そして褒められたことで、成和学生として二世として自信を持つことができました。

 これからも日々一歩ずつ成長を積み重ねながら、孝情の実体となり、真の父母様の期待に応えられるように頑張ります。

審査員からのコメント:
 生活の中でのさまざまな出来事や困難を成和手帳と一緒に乗り越えて、最後は成和学生である自分自身を証しすることができるまで成長したストーリーに感動しました!


第6回成和手帳グランプリ:優秀賞①
(高校1年生・女子)

「良心を通して、神様の声が聞こえるようになった」

 成和手帳の心情日誌と生活プログラムを活用することで、私の生活は大きく変化しました。
 まず心情日誌は、毎日必ず良かった点と改善したい点、挑戦したいことを書いていて、これらを毎日積み重ねていく中で、自分の生活で良かったことはさらに生かし、悪かったことは改善するようにして次につなげることにより、日々の生活がより挑戦的になりました。

 その上で生活プログラムの目標に「毎日3回以上祈ること」と「毎日4回以上、物事を始める前は真の父母様に『よろしくお願いします』とあいさつすること」を掲げて実践しました。

 最初は忘れてしまってできない日もありましたが、次第に定着して来ました。特に祈りの面では朝と昼と夜、必ず祈るようになり、学校では目は閉じませんが、心で語り掛けてみたり相談したり、また授業前、テスト前は心の中であいさつしたり祈ったりするようになりました。

 祈祷や真の父母様にあいさつをすることが私の習慣となり、「勉強も部活も神様のためにしよう!」という動機を持つことができるようになりました。そして、神様が導いてくださっているあらゆることから、神様への感謝の気持ちで心が満たされるようになりました。

 よく祈った日、たくさん祈った日は、何をするにもエネルギーが湧くようになり、自分でも想像もつかなかった新しいアイデアが生まれたり、今私が必要と思っていたものに出合えたり、自分だけでは持っていなかったような大きな力が湧くのを感じるようになりました。

 最近は良心の声をより強く感じるようになり、何か物が捨てられていると自然とそれを拾わせようとする良心の強い声を感じ、それを無視してしまうと後ろめたくて良心の呵責を感じるようになりました。

 さらには、友人や兄弟姉妹を見るたびにお菓子など万物を分け与えたり、友達に勉強を教えたり、とにかく心から目の前の人に「与えたい」「愛したい」という心情で満たされるようになりました。

 これはまさに神様が愛したい心情で私の良心に語り掛けていて、それを祈りによって感じキャッチできるようになったのだと思います。

 今後もこの成和手帳と共に、神様と共に、日々祈り良心に耳を傾けながら、孝情の心で親孝行や為に生きる実践をしていきたいです。

審査員からのコメント:
 成和手帳を活用することで、生活の中で神様と良心と一緒に生活することができるようになりましたね。さらに神様の愛が自分の心と生活に満ちるように成長したことが、本当に素晴らしいです。


第6回成和手帳グランプリ:優秀賞②
(高校3年生・女子)

「アクションプラン実践で『愛』に気付けた!」

 私はもともと人と関わることに対して少し苦手意識を持っていました。

 中学3年生の時から始めた成和手帳の中には、「愛人」という項目があります。
 私は人を愛するということはどういうことなのか、どのように愛すればよいのか、何をすればよいのか考える日々が続きました。

 先輩に相談したところ、「人の良いところを見つけることも愛することなんだよ。また、その人の良いところや個性は、神様がその人に与えられたもので、そこを見つけてあげることが神様を愛することにもつながるんだよ」と教えてくれました。

 そこから私は愛人のアクションプランに「人の良いところを一つ以上見つけてノートに書く」という目標を入れて毎日実践しました。
 実践していく中で、今までは気付けなかった一人一人の良さや兄弟姉妹の愛に気付けるようになりました。

 今は神様の代身として真の愛で愛そうという目標を立てています。
 神様がその人に会った時、どのような話をしたいか、どういうことをしてあげたいのか、神様の視点で考えて行動をするようにしています。

 私が今実践しているのは、朝クラスメイトに笑顔であいさつすることです。
 神様は一日一日会うことを楽しみにしていると思うので、その思いを笑顔であいさつすることを通して伝えています。

 「今日も会えてうれしい!」「早く会いたかったよ」という神様の思いを考えると、自分も早く会いたいなという思いが出てくるようになり、学校に行くことが楽しみになりました。
 良いところを見つけたら、直接「〇〇ちゃんのこういうところがいいね!」と神様の代身として褒めたりすることもできるようになりました。

 成和手帳を通して私は人を愛することがどのようなことかを学びました。

審査員からのコメント:
 生活プログラムを通して人を愛することを、先輩のアドバイスから、目標を実践して感じたことから学んで成長しているところが素晴らしいです。


 今回は、2019年度に行った第6回成和手帳グランプリの証しを紹介しました。

 次回は、2018年度に行った第5回成和手帳グランプリの証しを紹介します!