千葉中央修練所だより No.14

全体と歩調を合わせて出発する大切な開講式

ナビゲーター:小畑守男(千葉中央修練所所長)

 ご聖恩感謝申し上げます!

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ついに政府から緊急事態宣言も出され緊迫感が増している状況下、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 千葉中央修練所においては桜の季節が去り、チューリップが「次は私の番!」と言わんばかりに咲き誇っています。

千葉中央修練所の花壇に咲くチューリップ

 しばらく修練会も行われませんので、21修のスケジュールについて順を追って紹介していこうと思います!

 「21修」といいますが、集合日と解散日を合わせると合計23日間にわたってスケジュールが組まれています。大きく分けると蘇生、長成、完成という3期間に分けられます。

 今日はまず集合日に何をしているのかをお伝えします。

 21修初日、午後1時ごろに集合して受け付けが終わると、午後2時~5時半ごろまでオリエンテーションがあります。

 進行係が中心になり、「千葉中央修練所の沿革」「修練会全体の基本スケジュール」「生活における注意・確認事項」などの説明が行われます。全国各地から、必ずしも前向きとはいえないかたも含む見ず知らずの修練生たちが集まって来ての最初の時間なので、何ともいえない緊迫感が漂う時間でもあります。

 午後5時半ごろから修練所のスタッフ(班長、台所、総務、会計)紹介があり、午後6時ごろから各自で夕食(修練所のお弁当)を食べます。その後午後7時ごろから修練生全員の自己紹介(一人1分程度)、そして午後7時半ごろから開講式となります。
 開講式では西山君義副所長が15分~20分、所長の小畑守男が約1時間、激励の辞を述べさせていただきます

開講式であいさつする西山副所長

 「所長が最初から1時間も話すのか」と戸惑ったり、反感を持ったりする修練生も時にはいますが、副所長、所長の話を聞きながら7割近い修練生は「不安いっぱいで来たけど、来たからにはできる限り頑張ろうかな」と、ある程度前向きになる貴重な時間でもあります。


 ですので、時に修練生も諸事情の故に開講式に参加できず、遅れて講義から参加してくるケースもありますが、全体と歩調を合わせて出発する意味でも、開講式からの参加をお勧めします!

 次回は21修が具体的に始まった後の「蘇生期」をお伝えします!

※写真は千葉中央修練所の花壇に咲くチューリップ、開講式であいさつする西山副所長

※小畑守男所長が講師を務める「ほぼ5原理」の再生リストはこちらから