千葉中央修練所だより No.15

原理の偉大さ、真の父母様の偉大さ、父母なる神様の愛を再発見

ナビゲーター:小畑守男(千葉中央修練所所長)

 ご聖恩感謝申し上げます!

 今回は21修の蘇生期(18日目)の様子をお伝えします!

 まず原理前編(総序、創造原理~キリスト論まで)を14日目の午前中まで行います。4日目の午後は信仰生活基礎講座(礼典、礼拝)を行います。

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 2日目の夜には「二世の先輩からの証し(今井康勝講師)」、3日目の夜に「祈祷について」の講義を受けた土台で4日目の朝に「早朝20分野外祈祷」を行うというスケジュールも入っています。

 この間、班長との個別面談を通じて、「はじめて自分の気持ちを受け止めてもらった」など、涙しながら心が徐々に整理されていく期間でもあります。
 祈祷と班長との和動で神霊に触れ、講義を通じて真理につながる、まさに神霊と真理のバランスの大切さを痛感する期間です。

▲講義をする今井康勝講師

 そして原理後編(緒論~再臨論まで)を58日目の午前中まで行い、8日目の午後はゲスト講師を迎えて最近の内外情勢と勝共理論の講義が行われます。

 修練会の最初の段階では「何度も聞いてきた原理をまた最初からするの?」という心の状態の修練生も少なくありません。
 「原理を何回聞いたか、学んだかが問題ではなく、生活化できているかが問題である。生活化できていない限り何度でも繰り返し原理を学びなさい」といった真の父母様のみ言を紹介しながら導くようにしています。

 「21修の原理講義というと相当レベルが高くてついていくのに大変ではないか?」と心配されるかたもいらっしゃいます。確かに以前は、千葉21修といえば、基本的原理教育、信仰生活を積み重ねてきたかたが、さらにレベルアップしていく、まさに教育の最高学府という位置付けでした。もちろんその位置付けは今も変わらない伝統ではありますが、十分な原理教育、信仰教育の土台がほとんどない中で参加してくる修練生のかたが多いというのが現状です。

 21修に参加する二世から、「原理の偉大さを感じたことがない」「原理は分かるけど、生活にどう生かすのか分からない」といった声もよく聞きます。

 一世圏の場合は、一般的価値観が少なからず土台にあり、後から原理を聞いて、既存の価値観の限界を超える統一原理の偉大さに感銘を受けるということが多いと感じます。
 二世の場合は小さい頃から先に原理を聞いているので、逆に原理の偉大さが見えにくいという課題があると思います。

 そこで21修の原理講義は「もう一度、そもそも原理って何を言おうとしているのか」「生活化するってどういうことなのか」「既存の哲学、宗教の限界とそれを克服する統一原理」といった点に留意しながら導くように心掛けています。

 そのような中で8日間原理講義に触れながら、蘇生期の段階でも8割ほどの修練生が原理の偉大さ、真の父母様の偉大さ、父母なる神様の愛を再発見していくことになります。

 再臨論の後、全員で聖歌「怒涛となり進め」を力強く合唱する修練生の姿は、毎回神霊に満ちた感動的な場面となるのです!

 次回は、伝道実践を中心とした長成期を紹介します!

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【動画】ザ・インタビュー 第10回
小畑守男・千葉中央修練所所長に聞く「真の父母様の伝統を相続する修練会~最前線からの報告」