暮らしのチエばあちゃん 31
残ったお餅が硬くなる…
おいしく防ぐ裏ワザは“芋”!

豆知識蒐集家・蔵篠 チエ

 キレイ好きなチエばあちゃんがぽんまるに、日頃使える家事の裏技や、知っているとちょっと得するライフハックを教えてくれます!
 皆さんの暮らしのお悩みも、チエばあちゃんが解決してくれるかも?

 明けましておめでとうございます。
 おばあちゃん、今年もよろしくお願いします(^○^)

 おや、ぽんまるちゃん、今年もよろしくお願いします(^^)
 ちゃんとごあいさつできたね。

 おばあちゃん、何してるの?

 もう松の内も明けたし、いろいろ整理しているところ。

 え、「まつのうち」って?
 「鬼は外、福は内」みたいなもの?

 ほほ…(^^) それとはちょっと違ってね、この日までがお正月、という区切りのようなものなんじゃ。

 へーぇ(°_°)

 場所によって変わるようで、関東や九州は7日まで、関西は15日までのようじゃ。
 "明けましておめでとう"を言うのは、本当は松の内までというのがマナーじゃけどね。

 そうなんだー_`)

 でも、今年初めて会う人に対しては、"今年もよろしくお願いします"とあいさつしたらいいよ^_^

 はーい。

 そして、ついでに年賀状を出さなかったかたからいただいた時も、年賀状は7日までに出さないとね。
 それより遅くなったら、"寒中見舞い"として、出すんじゃよ。

 そういうマナーもあるんだねー。
 分かったー(^_^)

 さて、おばあちゃんは、鏡餅や残ったお餅で、おいしい物を作るとしよう。

 え? 何を作るの?

 サツマイモも使って、"芋餅"を作るよ(^^)

 へーぇ(°▽°)、僕も食べてみたーい!

☆残ったお餅や鏡餅で、芋餅を作ろう

【用意するもの】

・餅

・サツマイモ(※餅と同量ぐらい)

・キナコ

・砂糖

・塩少々

・蒸し器

・すりこぎ、またはマッシャー

・好みで、黒蜜や餡(あん)


1. サツマイモの皮をむき、適当な大きさに切り、水に10分ぐらいさらす。

 

2. 餅も同じくらいの大きさに切る。

 

3. 蒸し器に水を入れ、芋を並べてからふたをして火にかける。

4. 5分ぐらい蒸したらふたを開け、その上に餅を置いて5分程度さらに蒸す。

 

5. ボウルに芋と餅を移し、砂糖、塩を加えてすりこぎかマッシャーでつぶしていく。

 

6. 他のボウルにキナコを入れ、5のつぶした芋もちをスプーンですくってキナコに落として、まぶす。

 

7. 好みで、黒蜜をかけたり、餡(あん)を餅で包んでからキナコをまぶしたりしてもおいしい。

 

 ほんのりお芋の香りもして、おいしいね(*^o^*)

 優しい甘さじゃろ? この芋餅は、冷めてもあまり硬くならないんじゃ。

 お雑煮に飽きても、おいしく食べられるなー(^_^)

 ぽんまるちゃんの「ぽんまる(복말)」は、韓国語で、"福の言葉"という意味なんじゃろ? 今年もたくさんの人に、幸せになることを伝えておくれ(^ ^)

 うん、僕、今年も頑張る! おばあちゃんも手伝ってねー(^○^)

 はいはい^_^

---

 次回もお楽しみに!