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中高生・子女教育Q&A 30
氏族伝道に対する子女への指導

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(一部抜粋)を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter7 子女と氏族伝道について

氏族伝道とは親子が一つになって臨む「家庭」としての課題です

Q1:氏族伝道に対する子女への指導

【Q】
 今年初めて、子供(中1と小5)を連れて帰省します。祖父母に原理セミナーへの参加を勧めることが目的です。子供たちにはどういう心構えを持たせたらいいでしょうか?

【A】
 自然、かつ、ありのままでいいのではないでしょうか。自分の内に「人を導きたい」という思いが生じていない中では伝道にはなりません。いろいろと身構えさせるよりも、親子が信頼し、支え合っている姿があるとすれば、氏族はそこに心を動かされるのではないでしょうか?

 また、参考にしていただきたい内容として、かつて2001年の夏、真のご父母様の全米50州講演の勝利を受け、教会を挙げて氏族伝道に取り組んだ期間がありました。その折、二世たち(特に中高生)においても、摂理参与を意識づけようということになったのですが、この時、二世局(当時)としては、「氏族伝道」ではなく、「氏族奉仕」をそのスローガンとして掲げました。

 両親の大切にする氏族に尽くそう、み旨ゆえに犠牲にしてこざるを得なかった氏族を今こそ愛そう、最も身近な人のために生きることから平和の種を蒔(ま)こう、というように、より自然な形での指導を心がけました。「奉仕」の精神は大きな意味での伝道の精神です。二世における氏族伝道は、むしろ「氏族奉仕」という観点からとらえていただけたらと思います 。

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 次回は、「Q2 いとこの伝道に意気込む息子」をお届けします。


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