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中高生・子女教育Q&A 29
家族旅行を楽しむために

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(一部抜粋)を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter6 夏休み・冬休みの過ごし方について

Q4:家族旅行を楽しむために

【Q】
 夏休みには家族で1泊旅行することにしていますが、もう一つ心に残りません。どんなことに気をつけたらいいでしょうか?

【A】
 家族で一緒に過ごす時間を持つことは非常に良いことだと思います。ですが、「心に残らなかった」というのはどうしてでしょう?
 あるいは、ご両親自身、忙しい生活事情を引きずって、その時間を十分に楽しんでおられなかったのではないでしょうか?
 高い費用での長旅などはできない事情でしょうし、行き先にも期間にも制限があると思います。しかし、だからこそ、家族で共にする時間くらいはご両親も羽を伸ばしていただいていいと思うのです。
 「どこに行ったからいい」のではなく、「家族で行ったから楽しい」と言えることが本当の家族旅行でしょう。

 まずは十分に心を解放し、その時間を楽しんでください。また、そうするための一つのアドバイスとして、短い時間であっても、旅先やそこでの行動などについて、前々から親子で話し合う場をもってみてはどうでしょうか。また、「日常」から解放されるためにも、生活環境から離れ、少しでも自然の多い所を探してみることをお勧めします。

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 次回は、「Q1 氏族伝道に対する子女への指導」をお届けします。


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