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中高生・子女教育Q&A 27
友達の家に泊まる場合

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(一部抜粋)を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter6 夏休み・冬休みの過ごし方について

Q2:友達の家に泊まる場合

【Q】
 中2の娘が夏休みに友達の家に泊まりにいく約束をしてきました。どんなことに気をつけさせたらいいでしょうか?

【A】
 何泊でしょうか? あるいは、相手側の家庭環境はどうでしょうか?
 特に、女性ですので、常識の範囲内で考えても、異性の友達はもちろん、異性の兄弟の多い友達の家に宿泊するというのも賛成できません。
 その辺りは、「本人に気をつけさせる」ということ以前に、父母間での話し合いが必要でしょう。

 また、特にそうした問題が見られない家庭に宿泊するという場合であっても、あいさつがてら、相手の父母と、様々に憂慮される内容を話し合ってみてはいかがでしょうか?

 子女が近く接している友達に対して警戒を発するより、友達本人やその父母と近く接していくことが、より良き保護圏づくりになるかと思われます。
 また、友達宅で受ける悪影響が憂慮される、という父兄の方が多いと思いますが、そうした一つ一つの出来事に対して神経質になるよりも、常に、親子間の対話やコミュニケーションを大切にする姿勢をもつことが大事だと考えます。
 それでも心配であれば、外出時間や行き先等について、親子間で最低限の取り決めを交わしておくとよいでしょう。
 なお、宿泊期間としては、中学生であれば、せいぜい1泊が妥当だと考えます。

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 次回は、「Q3 バイク免許の取得を願う息子」をお届けします。


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