暮らしのチエばあちゃん 15
中秋の名月にはみんなで作ろう!
お月さまみたいな黄色い月見団子

豆知識蒐集家・蔵篠 チエ

 キレイ好きなチエばあちゃんがぽんまるに、日頃使える家事の裏技や、知っているとちょっと得するライフハックを教えてくれます!
 皆さんの暮らしのお悩みも、チエばあちゃんが解決してくれるかも?

 こんばんは(^-^) おばあちゃん、何作ってるの?

 おや、こんばんは(^^)
 ぽんまるちゃんは、また、いいところに来たね。
 孫たちとお団子を作っているんじゃよ。

 わぁい、食後のデザート?

 ほほ…いや、今日(913日)は中秋の名月といって、満月がきれいに見える日なんじゃ。
 昔の人は、作物の豊作を祈って、お月さまにお団子を供えたそうな。

 ふーん、お月さまのものなんだ…_`) 僕たちの分は?

 大丈夫、ちゃんとあるよ(^^)

 やったー\(^o^)

☆月見団子の作り方

(豆腐を入れると、次の日も柔らか!)

【用意するもの】

・白玉粉 200g

・絹ごし豆腐 200g(白玉粉:とうふ=1:1

・砂糖 50g

・水少し

・冷凍かぼちゃ2切れ

・きな粉、あんこなど

・大きな鍋、ボウルなど

1. 白玉粉を大さじ1杯ほどを取って置き、後の白玉粉と砂糖をボウルに入れて、豆腐を少しずつ加えながら混ぜる。
 耳たぶくらいの柔らかさになるようにする。もし硬いようなら、水も少量加えて混ぜる。

 

2. 冷凍カボチャをレンジで温めて、皮の部分は取り除き、つぶしておく。

3. カボチャの容器に2の白玉粉を練ったものを少しずつ加え、柔らかくなり過ぎないよう、耳たぶの柔らかさのものを作る。
 もし柔らかいようなら、1で残しておいた粉を入れ調節する。

※“耳たぶぐらいの柔らかさ”がポイントです^_^

 

4. 大きな鍋に湯を沸かし、沸騰したら24の団子のタネを、丸めながら、湯の中に落とす。
 浮いてきてから12分ゆでて、ボウルに張った冷水に取って冷ます。
 ざるに上げて、皿に盛り、お好みできな粉やあんこ、黒蜜などかけて食べる。(団子はほんのり甘いです)

 

 黄色い団子はまん丸お月さまみたいだね(^-^)

 子供たちの団子は大きさも形もいろいろじゃが、それも愛嬌、愛嬌。お月さまも笑っとるじゃろ(^^)

 おばあちゃんは、月を見ながら、しみじみ思います。

 (夜空にお月さまが一つで良かったなぁ。
 そもそも衛星がたくさんある星も多いのに、お日さまと同じ大きさに見える場所にお月さまを置いてくださったのは、絶対神様のみ業に違いない。
 私たちに、日食や月食という天体ショーを見せてあげようとしてくれたんじゃ)と…。

 ススキの穂が風に揺れ、虫の音と子供たちの笑い声…幸せなお月見のひとときです。 (*゚▽゚*)

---

 次回もお楽しみに!