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中高生・子女教育Q&A 10
クラブに代わる二世部での活動例

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter2 クラブ活動について

Q5:クラブに代わる二世部での活動例

【Q】
 二世部でクラブに代わる活動をしている例などがあれば教えてください。

【A】
 本格的な部活動とは言えませんが、定期的に体育館を借りてバスケットボールをする、公園でサッカーをする、川原でソフトボールをする等の活動例が挙げられます。また、最近では、バンドを組んだり、ダンスチームを結成したりするところが多く、中には、男子同士で体力強化を主目的とするグループをつくっているところもあるようです(笑)。

 もちろん、こうした取り組みは、人数や場所等の確保が必要となるため、大型の教会学校での活動例になりますが、小規模であれ、こうしたことに意識をもった「一人」がいれば、技術向上までは望めなくとも、互いの心情交流の場を設けることはできると考えます。

 実際、男性の二世担当の方が、自ら高校生の男子と一緒に取っ組み合い、また共に汗を流すことで、その交流の場を、クラブ活動以上の「生きた教育」の場とし、覇気もなく、人数も少なかった中高生部を立て直した証(あか)しもあります。心情をもって体当たりで教育に臨むこと、それが今、二世たちの求めている教育なのかもしれません。

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 次回は、「Q1 み旨と子女の学業」をお届けします。


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