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中高生・子女教育Q&A 9
教会活動と部活動を両立するには

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter2 クラブ活動について

Q4:教会活動と部活動を両立するには

【Q】
 中2の息子は朝に夕に部活に明け暮れています。部活に励むこと自体は悪くないと思いますが、二世部での活動や交流から遠ざかってしまいそうで心配です。教会活動とクラブ活動、さらには勉強等をうまく両立させる方法はありませんか?

【A】
 部活もやりながら勉強も教会活動も、というのは非常に難しいことです。これといった方法があるわけではありませんが、大切なことは、それらをきちんとこなそうとする本人たちの努力ではないでしょうか。そうした努力は、彼らが今後、大学生になり、社会に出て行く時に必ず生きると思われますし、教会生活と社会生活を両立させていく上での基礎訓練になると思われます。

 ただ、中高生の場合、学校生活をおろそかにして教会活動に没頭しすぎたり、逆に、部活ばかりに専念して他がおろそかになる危険性もありますので、その点、父母や担当者がしっかりと舵(かじ)を取ってあげる必要があるでしょう。

 また、中学生期のクラブ活動が交友関係に大きな影響を及ぼすのに対し、高校生期となると本人の自由もきくことから、中学生期は部活と学校生活の充実に専念し、高校生期からこれをやめ、一転して学生会のリーダー格となって活躍する二世も見られます。もちろん、こうした事例に倣う場合でも、部活に専念する期間、教会との接点や兄弟姉妹との触れ合いの場をどこかで確保することで、その後の教会活動につながることができるように考慮していただきたいと思います。

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 次回は、「Q5 クラブに代わる二世部での活動例」をお届けします。


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