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中高生・子女教育Q&A 11
み旨と子女の学業

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(一部抜粋)を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

Chapter3 勉強について~学生の本分は勉強であり それは将来の豊かな備えになるのです

Q1:み旨と子女の学業

【Q】
 夫婦共に仕事で忙しく、また、親がみ旨に励んでいれば、子供は導かれると信じて、子供たちの学業に対して特に何もしてきませんでした。こうした姿勢でいいでしょうか?

【A】
 学校生活において、中高生の多くが抱える悩みの種の一つが「勉強」でしょう。「授業についていけない」ことからくるストレスは、彼らから学習意欲を奪うばかりか、学校生活自体をおっくうなものにしてしまいます。二世たちにおいても、学業面での悩みの声は絶えません。父母たちが何より憂慮される男女間の問題等も、結局、そうした学校生活におけるいらだちや焦燥感から引き起こされやすいのです。学力の問題が、子女を取り巻く環境の良し悪しに影響を及ぼすことをご理解ください。

 また、「ゆとり教育」の名のもと、現在の学校教育は最低限の内容にとどめられ、そのため、学生たちの学力向上は、塾や家庭学習等にゆだねられるようになりました。言い換えれば、以前にも増して、子女の学業に対する「親の意識」が求められるようになったということです。もちろん、勉強が人生のすべてだとは思いません。しかし、子女たちの将来のためにも、彼らの置かれている環境を理解し、内外共に、少しでも良い環境を整えていただきたいと思います。

 復帰されていない環境圏にあって子女たちを守り導くためには、親の祈りや公的歩みと共に、そうした具体的な関心と対応が必要であると、そのように考えています。

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 次回は、「Q2 勉強にやる気を出さない息子」をお届けします。


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