中高生・子女教育Q&A 7
部活で礼拝に参加できない場合

中高生・子女教育Q＆A 7
部活で礼拝に参加できない場合

　アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q＆A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』を毎週木曜日配信（予定）でお届けしています。
　なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

Chapter2 クラブ活動について

Q2：部活で礼拝に参加できない場合

【Q】
　サッカー部に入部した二男（中２）は、放課後には毎日のように練習が入りますし、日曜日に試合が入ることもよくあります。実際、クラブ活動が理由で礼拝に参加できないという状況には、どのように対処したらいいのでしょうか？

【A】
　聖日礼拝の参加に支障をきたすというのは、クラブ活動を行う際に生じる問題点の一つです。二世部としては、二世個々に礼拝生活を優先する姿勢を持たせたいと思いますし、また、極力、聖日礼拝に支障をきたさないクラブを選択するようにしていただきたいと考えますが、日曜日に試合などが入るスポーツ系の部活動などで、やむを得ない場合、各家庭の責任において、朝拝を行う、夕拝を行う等をして、これを補っていただきたいと思います。

　当人たちが、聖日礼拝というものを「ほかに理由があれば行わなくてもいいもの」と認識してしまうことは信仰教育を行う上で大きな妨げになります。部活を行う二世に対しても、聖日を神と共に出発するという姿勢を持たせてあげてください。また、中高生期における信仰姿勢は共同体を通して培われるところが大きいため、ほかの二世たちとの関係性が希薄にならぬよう、クラブ活動をさせるなら、その分、長期修練会などには必ず出させるなど、その点の注意を払っていただけたらと思います。

　なお、多くの中高生がクラブ活動を行うようであれば、父母会と二世部とで話し合い、クラブ活動を行っているメンバーが参加できる時間帯に中高生礼拝を企画する等の工夫もしてみてください。

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　次回は、「Q3 心配になるクラブ活動の影響」をお届けします。