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中高生・子女教育Q&A 5
教会のことが明かせない子女たち

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』から一部抜粋して、毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

chapter1 友達付き合いについて

Q4:教会のことが明かせない子女たち

【Q】
 私の周囲には、自分が教会の二世であることを友達に打ち明けられないということに悩んでいる二世がいます。こうしたことに関しては、どんなアドバイスや指導が必要でしょうか?

【A】
 ある二世は幼いころ、「なぜ学校の友達は神様やご父母様を知らないのか」という質問に対し、「二千年前、イエス様のことを知っていたのは12弟子だけだったのよ」という母の言葉に、「そうか、僕らは選ばれた12名なんだ」と誇りに思ったといいます。

 二世たちが求めているのは「誇り」です。自分たちのやっていることに対して誇りを抱きたいのです。

 小さな奉仕のブームをつくった二世や、同志を集めて学校に奉仕サークルをつくった二世。生徒会長となって、クラスにいじめをなくし、互いを思いやる文化をつくることに努めた二世など、全国で多くの証(あか)しがあります。何かをアドバイスすること以上に、二世たちに良き実践と訓練の場を与えてあげてください。

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 次回は、「Q1中高生期におけるクラブ活動」をお届けします。


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