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中高生・子女教育Q&A 3
周囲に振り回される娘

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第10弾、『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』(世界基督教統一神霊協会 二世局編)から一部抜粋して、毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 なお、同書は、2004年11月に発刊されたものです。当時の状況を背景としてまとめられたものであることを念頭にご活用いただけましたら幸いです。

(光言社・刊『中高生・子女教育Q&A〜友達付き合い・勉強・男女問題etc.』より)

chapter1 友達付き合いについて

Q2:周囲に振り回される娘

【Q】
 高1の娘は周りに流されるタイプで、「付き合わないと仲間はずれにされる」と恐れて、調子を合わせようとしています。くたびれかかっていることも感じて心配なのですが。

【A】
 そもそも人付き合いとは大変な労力を要するものです。まだ大人になりきれていない中高生たちには、なおさらでしょう。しかし、そうしたことを通して、本人が人間関係やコミュニケーションといったものを学んでいるとすれば、それは本人にとって貴重な人生経験に違いありません。子女の立場を代わってあげることはできないのですから、親がしてあげられることがあるとすれば、それはただ、外での思い煩いから本人を解放してあげられる場を、家庭の中に確保してあげることではないでしょうか?

 また、人間付き合いの訓練とはいえ、本当に嫌なことは嫌、駄目なことは駄目、と言い切れる強さや勇気も必要です。原理をもって、事前から善悪の基準を示してあげると同時に、二世部における実践活動を通して、現実を生き抜く自信や精神力を持たせてあげてください。

 学校環境が原理基準から外れれば外れるほど、原理的に生きようとする二世たちは「みにくいアヒルの子」になりかねません。しかし、だからこそ、白鳥の子たる誇りを与えてあげてほしいのです。

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 次回は、「Q3 気になる娘の容姿や言葉遣い」をお届けします。


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