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幼児教育Q&A ~すぐに役立つ12のポイント(3)

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第5弾、『幼児教育Q&A~すぐに役立つ12のポイント』を毎週火曜日配信(予定)でお届けしています。

林敏子・著 林三男・監修

(光言社・刊『幼児教育Q&A~すぐに役立つ12のポイント』より)

3.神様のことを教える

【Q】
 子供たちに神様の存在を教えようとしているのですが、うまくいきません。幼児には、どのように神様のことを教えたらいいのでしょうか?

【A】
 子供たちに神様の存在を教えるには、第1に、私たち父母自身が、真剣に、神様とはどういうお方なのかを祈り求めてみることをお勧めします。

 神霊によって神様を深く知るためには、深い祈りが必要です。父母に、心霊的に神様と交流したという体験が必要なのです。

 父母自身が、愛なる神様、親なる神様を、観念によってではなく、心霊によって知ることが大切だと思います。

 父母が祈っている祈りの言葉を聞きながら、子女が幼いころから育つのが理想でしょう。祈りを通して、子女に神様を神霊によって教えることができるのです。

 心霊的に神様の存在を教えたあとは、次に言葉によって、神様の存在を教えてください。

 言葉で教える場合、その中心となるのは、やはり、真の父母様のみ言です。親がみ言を訓読しながら、愛なる神様、親なる神様、創造主であられる神様について教えます。その時に、真の父母様のお写真や真の子女様のお写真を見せながら、お話しするのもいいでしょう。

 み言の訓読は、信仰生活には欠くことのできないことですから、幼児期からみ言の訓読に触れておくのは大切なことです。

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 また、日常の生活の中でも、神様の存在を教えることができます。例えば、母親が鰺(あじ)のフライを作っている時など、「鰺さんが神様の大好きな○○ちゃんに食べてほしいと言っていますよ」と語りかけながら、万物の心情を教えることができます。

 そして、でき上がった料理を前にして、神様への感謝の思いを込めて、こう語ります。

 「この魚をつくられた方は、どなたでしょう? そう、神様ですね。神様は、海の中や川の中に、いろいろな魚をつくられました。この魚は鰺といいます。神様は、私たち人間がこれらの魚を食べて大きくなるために、鰺や鯖(さば)、鮭(さけ)など、たくさんの魚をつくっておかれたんですよ。神様に感謝して食べましょうね」

 これは一例ですが、生活のさまざまな場面で、神様のことについて教えてあげることができます。そういう一つ一つの言葉が、幼児の心に蓄積されるのです。

 真のお父様は、次のように語られています。

 「皆さんは、動物の世界のことを、よく知っていますか? 動物の世界から、たくさん習うべきです。それらを見ると、人間がつくったものは、問題になりません。神様がつくられた世界を見てください。魚の世界から始まって、鳥の世界、動物世界、そこにはたくさんの教材が横たわっています」

 このみ言にあるように、自然を教材として、神様のことを学ぶことができるのです。

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 例えば、光の子園では、次のように園児に語りかけます。

 「皆さんは、太陽のことをよく知っていますね。もし太陽がなかったら、地球は真っ暗やみになり、瞬く間に氷の塊になり、皆さんも、動物たちも、みんな死んでしまいます。太陽があるから、私たちは毎日、元気に過ごすことができます。では、太陽はだれが創造されましたか? 神様ですね。神様は、太陽や地球、生きものをすべておつくりになりました……」

 また、聖書の話を通しても、神様のことを教えることができます。

 光の子園では、月曜日に礼拝をしていますが、星組(3、4歳)、月組(4、5歳)に対しては、聖書の内容を中心にして説教をしています。

 ノアの箱舟の話、勝利したヤコブの話、神様を大切にしたダビデの話、イエス様の話……。

 このような聖書の話を聞く中で、聖書に登場する預言者、義人、聖人たちが、神様を求め、神様の前に祈り、神様の前に悔い改める、そのような姿が、幼児の心に深く残るのです。

 特に神の愛と生命と血統をもって生まれた祝福の子女は、間違いなく、その本心では、神様を求めています。

 その神様を求めている子女たちに、乳幼児期から、神様のことを、霊的、情的、知的に、たくさん教えてあげてください。

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 次回は、「生活の中で真のご家庭に侍る」をお届けします。