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女性の立場から見たレダ 13

(『世界家庭』2017年5月号「心情の十字架を超える道—女性の立場から見たレダ—(後)」より)

 『世界家庭』に掲載された飯野絢子(あやこ)さんの証しを、毎週水曜日配信(予定)でお届けします。

 飯野貞夫・天一国特別巡回師(777家庭)の夫人・絢子さん(2024年10月聖和、享年86)は、飯野巡回師と共に2008年から4年間にわたってレダ(パラグアイ)に滞在し、開拓にいそしむ日本人国家メシヤたちを支えました。そんな絢子夫人のレダでの歩みを紹介します。

▲飯野貞夫さん・絢子さん夫妻(2011年、レダ)

天宙聖和2周年記念行事に前大統領夫妻が参席(後)

 (第2回パクー稚魚放流)式典終了後、全員が放流の場である岬へと移動していき、会場には私1人が残りました。歴史的な式典を終えて感無量でした。私は壇上に手を突いて祈りました。祈ったというより、内から湧いてくる表現できないような情が言葉となったと言うほうが正しいでしょう。

 岬での放流も終了し、昼食会となりました。大食堂には72席を準備し、村民たちは屋外での豪快なアサド(大きな肉の塊を串に刺して焼く、現地のおもてなし料理)でこの日を祝いました。

 パクーは塩焼きのほかに、ミラネサ(油焼き)も準備しました。メインテーブルの前大統領夫妻は、一口食べては、同じテーブルに座っていた夫たちとグーサインを交わすなど、心から食事を楽しんでいるようすがうかがえました。

 そんな流れの中で、前大統領夫人が真のお母様にお目にかかりたいと願っていることが分かりました。こちらからの「韓国に行きますか?」の問い掛けに、「行きます!」と答えた夫妻は、同年8月に訪韓し、真のお父様天宙聖和(ソンファ)2周年の記念行事に参席することになるのです。真のお母様との記念すべき写真(下)も各種メディアで報道されました。

▲真のお父様天宙聖和2周年を記念して行われた「ワールドサミット2014」の午餐会で、真のお母様から記念品を下賜されるパラグアイのフランコ前大統領夫妻(2014812日、天正宮博物館)

 放流式典には、真のお母様の願いを受けてピースTVが取材に来たほか、韓国のMBCも取材に訪れました。後にMBCの取材は南米情報としてまとめられ、韓国全土に放映されました。レダの紹介は20分以上にもなり、真のお母様もごらんになって喜ばれたと聞いています。

 ただ、真の父母様がなさりたかったことを代わりにさせていただくには、神様が善しとされる勝利の基準が問われることになります。

 夫はこの滞在期間に二度、事故に見舞われました。一度目は式典前です。夜間に敷地内を歩いていて、少し段差のある所から足を踏み外して転んだのですが、頭のすぐ先にはコンクリートの角が迫っていたそうです。二度目は、式典後の白昼です。園内を撮影するために上った建設中の建物の3階で、工事途中の深さ1メートルほどの穴に落ちたのです。肋骨を折ったのではないかと心配しましたが、幸いにも打撲で済みました。

 この出来事を通して、神様が願われる「完全」という基準は容赦のないものだと痛感させられました。

 この放流式典後、真のお母様から毎月、支援を頂くことになりました。その知らせを受けた日の訓読会で、佐野道准さん(チリ国家メシヤ、1800家庭)が「苦労が報われた気がする」と涙をこらえながら祈祷していた姿が忘れられません。

(続く)

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 次回は、「1800家庭の世界宣教の苦労がレダ摂理に還元」をお届けします。