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ほぼ5分で読める統一運動 35
アメリカを覚醒させ、国際共産主義を打倒した文鮮明師

稲森 一郎

 1970年代、危機的状況にあったアメリカを救った文鮮明(ムン・ソンミョン)・韓鶴子(ハン・ハクチャ)夫妻の統一運動は、三つの大きな大会を開催することによってアメリカを大きく覚醒させました。

 一つは「マディソン・スクエア・ガーデン大会」、二つ目は「ヤンキー・スタジアム大会」、三つ目は「ワシントン・モニュメント大会」、この三つです。

 「マディソン・スクエア・ガーデン大会」が開催されたのは、1974918日のことです。

 ピルグリム・ファーザーズから始まり、神に祝福されたアメリカが、麻薬、フリーセックス、家庭崩壊、共産主義の脅威にさらされていることに危機感を感じた文鮮明師は、1972年から1974年にかけてアメリカ巡回講演を行いました。

 文師は、アメリカを覚醒させ神が願った本来の国家に戻す巡回講演の締めくくりとして、マディソン・スクエア・ガーデン(ニューヨーク)で大会を開きました。
 そこには3万人以上の聴衆が集まったのです。

 文師は、以下のように述べています。

 「永遠に神様と共に一つの国、一つの主権、一つの民の世界に帰結することによって、永遠不変の神様のみ旨が完成するのです。これをなされるお方がメシヤであり、これをなすためのものが宗教であり、これをなすことが再臨の目的だということを皆さんは知らなければなりません」(『真の御父母様の生涯路程⑤』、405ページ)

 文師は自身の使命がまさに再臨の目的にあることを宣言されているのです。
 文師は、マディソン大会の意義をこう説明しています。

 「今回の米国における三年間(1972年、73年、74年)は、イエス様当時のユダヤ教会の三年間に該当するものであるため、この集会は、もしイエス様が死なずに成功していれば、ローマ帝国に行って大講演をしようとしていたその基準と匹敵するものなのです」(同、406407 ページ)

 さらに「摂理的にキリスト教圏内に霊肉を中心とした国家的基準形態の条件を立て、霊肉を中心とした世界3次七年路程を出発できる起源を確定することができたのがマディソン・スクエア・ガーデンであったという事実は、歴史的な一つの起源となったのです」(同、407ページ)と述べ、1975年から世界的な七年路程摂理を出発することのできる起点を確立したと結論されました。

 こうして、米国のマディソン・スクエア・ガーデン大会で締めくくった第2次七年路程の勝利を祖国の韓国に連結するために、197567日、文鮮明・韓鶴子夫妻は第3次七年路程を出発する「救国世界大会」をソウル汝矣島(ヨイド)広場で開催します。

 60カ国の代表1000人を含む120万人が参加した会場の光景は、形容すべき言葉を失う「大雲集」の様(さま)であり、「世界の中の韓国」と題する文師のスピーチは天地にとどろきわたる力強さで、人々の魂を揺り動かしました。

 最後に「神側の全世界の自由主義諸国はサタン側共産主義諸国を完全に解放させ、平和な統一世界を神の名によって必ず築き上げましょう。神は我々と共に闘われますので、勝利は必ず我々のものとなるでしょう」(『平和経』、1162ページ)と語った文師の言葉は、第3次七年路程(1975年~)において、国際共産主義を打倒する勝利宣言の表明となりました。

 翌1976年には、ヤンキー・スタジアムでの大会、ワシントン・モニュメント広場での大会と続き、いよいよアメリカが共産主義の総本山ソ連にいかに勝利するかという最終局面に向かう時代へと突入していくのです。