2024.12.12 22:00
【テキスト版】
そうだったのか!統一原理
第21回 ノアの時、なぜ大洪水が起こったの?
めい:
皆さん、こんにちは。
「そうだったのか!統一原理」へようこそ。
ナビゲーターの「めい」です。
きょうも皆さんと一緒に、統一原理を参考にしながら、幸福な人生はどのようにしたら得られるかについて考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
はると:
こんにちは、皆さんと一緒に統一原理を学ぶ、「はると」です。
よろしくお願いします。
めい:
はると君、ノアって知ってる?
はると:
はい、めいさん。
「ノアの箱舟」とか、「ノアの大洪水」という話、聞いたこと、あります。
めい:
アダムの家庭に続いて復帰摂理の中心人物に選ばれたのが、ノアとその家族なの。
神はアダムとエバに、死んでしまったアベルの代わりにもう一人の息子、セツを与えたの。
そのセツの子孫、アダムから1600年を経て10代目に生まれたのがノアだったの。
アダムからノアまで、神は約1600年という気が遠くなるような年月を忍耐して復帰摂理を準備されたの。
はると:
ひゃ~、1600年、ですか。
復帰摂理というのは簡単ではないんですね。
めい:
聖書には次のような物語が出てくるわ。
「神はノアに言われた、『わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。
彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。
あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。
…わたしは地の上に洪水を送って、命の息のある肉なるものを、みな天の下から滅ぼし去る。地にあるものは、みな死に絶えるであろう。…』。
ノアはすべて神の命じられたようにした。
…天の窓が開(ひら)けて、雨は四十日四十夜、地に降り注いだ。
…鳥も家畜も獣も、地に群がるすべての這(は)うものも、すべての人もみな滅びた」(創世記 第6章13節~第7章21節)
はると:
ノアの時の大洪水…。
40日40夜も雨が降り続いたんですね。
とんでもない大災害ですね。
めい:
そうなの。
アダムの子孫は神を信じない群れとなり、「地を暴虐で満たし」たの。
だから神は、彼らを滅ぼすために「洪水審判」を起こすとノアに打ち明けて箱舟を造るように命じたの。
ノアは善なる人であり、信仰深い人であったの。
ノアは神の声に従って箱舟造りを始めたのね。
はると:
すごいですね。
神はノアを信頼し、とてつもなく大きな復帰摂理のミッションをノアにお与えになったんですね。
めい:
そうね。
簡単にできる仕事じゃないわね。
神は箱舟の寸法まで定めていたの。
船の全長は130メートル以上なのよ。
はると:
うわ~、130メートル!
巨大な船ですね。
すごい規模ですね。
これをノアが造ったんですね。
めい:
そうなの。
結局、箱舟の完成には120年もの年月を要したのよ。
このような出来事を通してノアは神との約束を守り、「信じられないものを信じる」条件を立てて。「信仰基台」を復帰したの。
はると:
確かに、これは信じられません。
すごい挑戦ですね。
超ド級の大プロジェクトですね。
めい:
その間、ノアは箱舟を造っていただけではなかったの。
洪水審判があることを人々に伝え、罪を悔い改めさせて箱舟に乗せて救おうと、必死に働きかけていたの。
でもね。
ノアは狂人呼ばわりされ、嘲笑、罵倒を受けて、誰からも信じてもらえなかった。
結局、ノアの家族8人だけが箱舟に乗り、他には、動物たちをつがいで乗せたの。
はると:
ノアは多くの人を洪水から救おうとしたんですね。
めい:
そうね。
最近になってのことなんだけど、オランダで、聖書のとおりに箱舟を再現した人がいるの。
その箱舟は1万人が入ることのできる大きさだったそうよ。
神がいかに多くの人々を救おうとされたかが分かるわね。
はると:
一大スペクタクルドラマのような話ですね。
めい:
ノアの家族や動物たちが箱舟に乗り終わると、間もなく雨が降り出したの。
その雨は、40日間降り続き、大洪水となり、陸地の生き物は全て息絶えてしまったの。
150日にもわたる漂流の後、やがて水は引いていったわ。
そしてノアは新天地に上陸し、新しい生活を始めたのね。
はると:
いや~、神と自然と人間たちの壮大なドラマを見ているようです、めいさん。
めい:
はると君、ノアの話はまだ続くわ。
箱舟と洪水審判を経て、ノアは「信仰基台」を復帰することはできたけど、復帰摂理はこれで完了ではないの。まだ半分なのよ。
はると:
めいさん、「実体基台」、ですよね。
実体基台を取り戻さなければならないんですよね?
めい:
そうよ。
はると君、よく理解しているわね。
はると:
ということは、ノアの話はまだ続くわけですね?
大長編ドラマの続編、楽しみです、めいさん。
めい:
はると君、今回はここまで。
続きは、次回ね。
めい:
皆さん、いかがでしたか?
「そうだったのか!統一原理」
今回はこの辺で。次回もお楽しみに!
ではまた、お会いしましょう!