(『祝福家庭』99号)
【第2・第3祝福】「家庭完成・主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2・第3祝福】
「孝情」に関するみ言(3)

強制ではなく、自分の意思で
 天の側の息子、娘は、サタン世界の息子、娘が父母に孝行するよりも、もっと孝行しなければならず、天の側の人々は、サタン世界の人々が家庭を愛し、国と世界と人類を愛するよりも、もっと愛さなければなりません。すべての面で先に立たなければなりません。これは強制ではなく、自分の意思でしなければなりません。


(天一国経典『天聖経』第2篇・第5章・第3節・13)


父母以上に兄弟と食口を愛する
 「私」が父母に会いたいと思うのと同じように、父母は、自分の兄弟を父母よりもっと愛してくれることを願うのです。「父母に孝行をする」と言いながら兄弟同士でけんかをすれば、その孝行は成立しません。父母の心は、自分のために尽くしてくれようとする思いよりも、兄弟同士がもっとために生きることを願うのです。父母を世話することができなくても、「お母さん、少し待ってください。私は弟と妹を愛してきます」と言えば、「この子は、見どころのある子だ」と思うのです。

 兄弟を父母以上に愛そうという人は、天国で永遠に暮らせる人です。兄弟を父母のように愛せない人は、ここから外れるのです。その道理の根本を悟ってみれば簡単です。それが分からずに、今までできなかったのです。私たち食口(シック)同士で一つになれるか、なれないかということが問題です。父母の前に孝行できない立場に立ったならば、父母のために自分が精誠を込めたものを、父母の代わりに自分の食口のために与えなさいというのです。そのようにすれば、父母に孝行した以上のものとして天が受け入れます。そのような人は必ず祝福を受けるのです。


(同 第11篇・第4章・第2節・2)


若いときに尽くすべき忠誠と孝行
 神様が共にいる所は、最も困難な場です。私たちの若さを、神様のみ前に忠誠をもって捧げなければなりません。孝子になろうとすれば、若い時になりなさいというのです。お父様が神様をつかんで祈った心情で、皆さんも民族のために忠誠と孝行を尽くさなければなりません。これから入教する人は、困難な立場で忠誠を尽くした皆さんとは違います。

 お父様が青春の時、神様のみ前にすべてのものを捧げたので、皆さんも若い頃から神様のみ前にそのようにしなければなりません。


(『真の父母経』第5篇・第2章・第3節・24)